サイトの目的と簡単プロフィール
こんにちは、Noa & Aoiです!
私たちは、夫婦でお互いの意見を出し合いながら、このブログ運営をしています!
ブログの目的は、家づくりに役立つ情報の提供です。
私たちがこのブログを通じて成し遂げたいこと。それは…
多くの人が失敗せずに、納得のいく家づくりを実現できることに役立ちたい。
そのため、私の家づくり体験や調べたデータをもとに、誰もがわかりやすいように、記事を書こうと考えております。
具体的には、次の3つのことを意識しています。
私たちの実際の家をWeb見学してもらい、デザインや間取りの参考にしてもらう
私たちの体験ブログを通じて、家づくりの流れを知ってもらう
家を建てるために家のこと・お金について知ってもらう
2019年。令和が始まった年に、私たちは土地を購入し、3階建て、木造のツーバイフォーと呼ばれる工法で新築の家を建てました。
そして、この家は、賃貸併用住宅の家です。今は借主さんも決まり、賃貸収入を得て生活をしています。
普通の会社員ですので、月追加で入ってくる収入は非常に助かっています。
家づくりの役に立つ情報を得るのはなかなか難しい
さて、私たちも多くの人と同じように、今回が初めての家づくり。
かつ、賃貸併用住宅でしたので、家づくりの過程の中では、わからないことだらけでした。
ただ、確認しようにも、こんな感じです。
- インターネットでサイトやブログを調べてみても、一歩踏み込んだ情報は出てこず、表面的なものが多い。
- 友達はマンション購入がほとんどで、家建ててる人がほとんどいない。
- 家族や親戚ではいるものの、ハウスメーカーに言われる枠内で家を建てているのであまり参考にならない。
参考になる情報を得るのも一苦労でした。
更に、インターネットのサイトに記載されていることと、現実のプロセスでは違うことが多々ありました。
例① 賃貸併用住宅の場合、その賃貸収入を加味してローンを組むことができます。
-> 実際はできません。初めての賃貸経営の場合、実績もなく、かつ住宅ローンの場合は基本的に年収の枠内でローン融資額が決定されます。これは、メガバンク・準メガバンク・大手地銀に確認した結果です。
また、ネット銀行はそもそも賃貸併用住宅を認めてくれるローン自体少ないです(当時はじぶん銀行と住信ネットSBIのみ)。
例② 土地を先行決済があるので、つなぎ融資を活用しましょう。
-> メガバンク等では分割融資が対応可ですが、金利の安いネット銀行で借入を行う場合、つなぎ融資は別で契約を結ぶ必要があります。
そして、正攻法で行くと、つなぎ融資の金利は2%超なので、結局のところ初期費用が高くなります。
なんでそんなことが起きるの?
それもそのはずで、家を建てる世帯というのは、日本全国で見るとそこまで多くはないです。
令和元年の2019年の新築着工件数は全国で約90万件。この中で、一般の世帯が新築の家を作るのは約29万件。
他は業者か、賃貸経営を目的としたオーナーです。
そして、私が住んでいる東京ではこれが1万6千件まで減ります。
今は首都圏はマンションが主流ですからね。土地の価格も上昇していますし。
そして、家を建てた人がブログを作ろうにも、手間・時間がかかりますし、たとえ始めたとても、普段仕事をしていたり、家庭もあり忙しいので、更新が滞る人がほとんど。
これでは、いくら探したところで、有益な情報がなかなか出てこないわけです。
家づくりは、ハウスメーカーと私達の間に情報格差が存在します。
どこの業界もそうかもしれませんが、ハウスメーカー・工務店といった請負業者と私達個人で建てる人間との間に、あるのは、これ。
情報格差
国土交通省が行っている住宅市場動向調査によると、新築の家を建てた方の約8割の方が、初めて家を建てるそうです。
会社に入社したばかりの新人が、ベテランと一緒に仕事するようなものです。。
持っている情報、経験…と色々な面で勝てません。
これもまた調査結果によると、家を建てるための情報収集の方法として、住宅展示場で情報収集した方は、5割に登るそうです。
ちなみに、インターネットでの情報収集は、20%少しとのこと。
住宅展示場に行くと、必ず営業マンがいます。どこもそうですが、必ず「簡単な情報を書いてください」と言われます。
勿論、断ることもできます(私たちは絶対に書きませんでした)が、雰囲気的に書かないのは悪、みたいな雰囲気を醸し出してきます。
仮に、情報を提供し、営業マンと話していると、
「仮にプラン作ってみましょう。無料でやりますよ」
「今ちょうどキャンペーンやってまして、今うちに決めてくれれば、これだけ値引きできますよ」
「うちの工場見学・内覧会のバスツアーに特別にご招待するので、ぜひ来てください!」
など、口八丁手八丁でどんどんやりこまれます。
彼らは営業ノルマがあるので、家を売らなければいけません。
インセンティブの比率が多い企業であればある程、そうなります。
そして、気づくと家の仕様も良くわからないまま、間取りだけで契約する。
更に、その後の詳細な家の打ち合わせについても、結構なタイトなスケジュールで進んでいきます。
新築の家を建てる世帯主の平均年齢は、30代がボリュームゾーンということだそうです。私も30代前半であり、まさにこのゾーンに入っています。
この世代は、働き盛りで、子どももまだ小さく、時間もない家庭も多い。
そのため、わからないことが多く、決めなきゃいけないことも多いのに、調べる時間もない。
こうした状況も相まって、打合せではハウスメーカーの言いなりに近い状態で、大きな買い物である家が、彼ら(ハウスメーカーの基準)をもとに、つくられていく。
提案という形で、いまっぽいもの、ハウスメーカーの売りがどんどん追加していく。
「個人的にはいらないけど、まあ営業マンも悪い人じゃないし、なんか良さげだから、プランに入れとこう」
こうして、何故か最初に掲示された金額よりも、10%も、20%と気づいたら上がっている。
こんなケースが少なくはないのではないか、と個人的には思っています。
ちなみに、私たちも複数の営業マンから「コストはぶれますし、数百万であれば誤差の範囲です」というようなフレーズをよく聞きました。
が、これは明らかに嘘です。
敷地調査を適切に行い、敷地の要因をしっかりと把握し、間取り・家の仕様もちゃんと決めていれば、そうそうぶれることなんてありません。
単純にそこにぶれがあるというのであれば、ただ営業マンが都合の良い解釈をしているだけです。
ざっくりでいいので、最低限必要なことは知っておいた方がよい
では、こうしたことを避けるにはどうしたらいいか。
それは、家づくりについて、ハウスメーカーと話をする前に、ざっくりでいいので、知識をつけ、家のプランも考え、進めていくことが大事だと、私は思っています。
ハウスメーカーの営業マン並にはいらないです。
あくまで、ざっくりです。
でないと、建築は色々細かい規定もありますし、そもそも営業マンでさえ、経験した枠を超えると知らないことが多々あります。
つまり、ざっくりとした、事前準備が大事なのです。
そして、この準備で全てが決まるといっても、本当に過言ではありません。
では、準備とは何をすべきなのか。
家・お金について、基本的なことを知ること。
自分達の好みや要望を整理すること。
たったこれだけです。
そして、ハウスメーカーに話を持っていくのは、ある程度プランが固まってきた後に、話せばいいのです。
ちなみに、今は住宅展示場に行かずに顔を見なくても、一括サイトで各ハウスメーカーに見積もりすることもできます。
実際、私たちの家づくりはどうだったのか
私の場合は土地から購入し、かつ住宅ローンでほとんど支払うことを考えていました。
なので、知りえる範囲でプランについてもある程度ちゃんと考えいたのは事実です。
この他にもありますが、書籍・ネットで調べられるようなことは事前に調べました。
宅建は家で興味持ったために買ったのですが(笑)。
とはいうものの、私も初めての経験でしたので、知らないことも多く、完璧にはできませんでした。
ただし、2019年のプライベートの時間はほとんどの時間を家づくりに割き、一つ一つキャッチアップして何とか追いついていったような感じです。
加えて、打合せ、住宅展示場・ショールームへ足を運び、かつ家ではどういうプランが良いか考え続けました。
その結果として、満足のいく家づくりにすることができたと思っています。
私たちが建てた家の一例
リビングダイニングキッチン
お風呂
書斎
子供部屋
真剣に家づくりに向き合ったからこそ、うまく言った点や失敗してこうすれば良かった点など、色々とお伝えできるのではないかと思います。
このサイトを通じて、少しでも多くの方に役に立つ情報を提供できると嬉しいです。
サイト更新滞らないよう、頑張ります!