外構って良く聞くけど何のことを言っているのかしら?
具体的にどんなことをすればよいのか、気になるーー
家づくりの中で「外構工事」という言葉を良く聞くと思います。
この外構工事とは、建物とは別の「家の外側」の工事のこと。
この「外構工事」は、
- ハウスメーカー・工務店に依頼をしなくてもできる
- 相見積もりを取って、比較がしやすい工事
私たちも、自分たちで探してきた外構業者を使いました。
外構工事については、いくつかの記事に分けて、「自分たちが実際に行ったこと」、「役に立ちそうなこと」を書きたいと思います。
というわけで、今回はその第一弾です!
今回のこの記事では、まずは私たちがどのようなことを行ってきたか、大きな流れについて記事にしています。
私たちの外構工事についての簡単なまとめ
なお、本題に入る前に、私たちの外構工事について、簡単に紹介します。
- 外構工事はハウスメーカーには依頼せず、別の外構業者に依頼
- 外構工事費用は、約152万円。
- 複数業者に相見積もりを実施
- 私たちの外構は、オープン外構と言われるもの
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私たちが行った大まかな外構工事の流れ
私たちは次のような順番で、外構工事に関わりました。
- ラフの外構デザイン・プランの作成(2019年5月下旬頃~7月中旬頃)
- 相見積もりのための外構業者を何社か探す(2019年7月頃~9月頃)
- 外構業者にデザイン・プランを渡して、相見積もりを実施(2019年7月~10月頃)
- 各社の見積もりを比較・外構業者の決定(2019年10月下旬)
- その他の外構業者へのお断りの連絡(2019年8月~10月頃随時)
- 外構業者への着工金の入金・外構工事開始(入金:2019年11月中旬、着工:引き渡し後の12月2日~12月23日)
この辺りの部分についての項目を、一つずつ見ていきます。
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私たちがしたコト① ラフの外構デザイン・プランの作成
外構デザイン・プランの作成ですが、私たちは、このような形で自分たちで外構でやりたいことを整理しました。
この図面から見て分かるとおり、私たちの家の外構部分というのは非常に狭く、やることが限られていました。
だからこそ、しっかり納得のいくものを最大限作りたい!と、色々と考えました。
ちなみに、外構のデザインを考えるに当たって決めておいた方がよいことは、「家自体の外観」です。
この家の外観が決まっていないと、外構自体のデザインが決めづらくなります。
我が家の外観デザインが決まったのは、2019年5月の初旬頃。その後、外構については5月の下旬頃から考え始めました。
5月前半は打ち合わせの過渡期だったので、外構まで手が回らなかった、というのが正直な話です。。
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私たちがしたコト② 相見積もりのための外構業者を探す
外構業者探しは大変だったなーと感じています。
外構業者の場合、ネットでの口コミや評判が少ない
デザインが良さそうな業者は、口コミ・評判が悪い
これが、その理由です。
なので、私たちの場合、ネットの他に、不動産仲介業者へも外構業者を紹介してもらうようにお願いしました。
ちなみに、次の2つのサービスは、外構業者を探す上で、かなり役立つと思います。
これらは家のリフォームの見積もり比較のサービスですが、外構についても対応可能。
この2つのサービスでは、次の3つが可能になります。
時間を無駄にすることなく、効率的な見積もり取得が可能
登録業者は審査を通過した外構業者であり、品質についても担保されている
適正な相場での見積もりを得ることができる
そして、ホームプロ については、「出資会社」や「利用累計者数実績」から考えると、安心して利用できるサービスと判断できます。
出資会社は、リクルート。100%出資をしています。
そして、累計利用者数は80万人以上です。
さらに言うと、利用満足度も90%以上となっており、品質の高いサービスであると言えます。
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私たちがしたコト③ 外構業者に対して、プラン・デザインを送付し、見積もりを依頼
最終的に、私たちがコンタクトを取ったのは、ハウスメーカー含めて、5社でした。
- ハウスメーカーの下請け
- 不動産仲介会社に頼んで紹介してもらった外構業者(担当者の個人的な紹介)
- 自分たちで探してきた外構業者3社
この中で1社は、コミュニケーションを取る過程で「あ、なんか変な会社だ…」と感じ、やり取りをストップ。なので、見積もりをもらったのは計4社です。
まず流れとしては、以下のように取りました。
- この中の1社に、私たちが考えた、ラフプランを送付(7月中旬)
- ラフプランを基に、見積もりやパースを出してもらう
- このパースや具体的な品番を基に、他の会社にも相見積もりを取る
ハウスメーカーの下請けには、この時点では何も話していません。
というのも、契約前に出してもらったプランやデザインがいまいち。かつ金額も高かったので、ここには期待していませんでした。
ちなみに、一番最初に頼んだ会社に作ってもらったパースが、次のものです。
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私たちがしたコト④ 外構業者各社の見積もり結果・プランの比較
この相見積もりですが、スムーズに進んでいるように見えるのですが、実はそうでもありません。
一番最初に依頼をした会社に見積もりをもらったのは、2019年8月上旬。
そして、最終的に決めたのは、2019年10月下旬です。
実際、外構業者を探すのに時間がかかったのと、ハウスメーカーの見積もりの提出が遅かったこともあり、比較検討する期間が長くなってしまいました。
外構以外にも、家具選びとかカーテン選びとか、色々やることもありましたしね。。。
なお、見積もりの結果としては、
- 最初に頼んだ自分たちで探した外構業者A
- 不動産仲介会社から紹介を受けた会社
- 自分たちで探した外構業者B
- ハウスメーカーの下請け
という順で安かったです。
ちなみに、ハウスメーカーの下請けですが…
値段はダントツ高い
が、値段に見合わない仕事ぶり。パースも適当で、依頼したこともちゃんと反映できておらず、間違いも多い
値段高いのはハウスメーカーにマージン乗せてるからですが。。。このクオリティはないな、と思いました。。。
この結果から、最初からお願いしていた外構業者にお願いすることとなりました。
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私たちがしたコト⑤ 外構業者の決定・断りの連絡を入れる
このお断りというのは、全てそろってから、というわけではなく、都度お断りしていました。
- 最初に頼んだ自分たちで探した外構業者A(この会社に決定)
- 不動産仲介会社から紹介を受けた会社(断りを入れたタイミング:9月中旬頃)
- 自分たちで探した外構業者B(断りを入れたタイミング:10月下旬)
- ハウスメーカーの下請け(断りを入れたタイミング:10月中旬)
なお、お断りの方法としては、ハウスメーカーの下請けについては、営業にメールと電話でお断り。
その他についてはメールで連絡を入れる形で断りを入れています。
なお、どこに断るのが、一番面倒臭かったか、分かりますでしょうか?
ご察しのとおり、ハウスメーカーですね。。
営業担当とはメールして、電話をして、1時間近く話したと思います。
私たちの営業マンは、会社にとっては、できる営業マンだったと思います。契約もたくさん取ってたみたいですし。
なので、外構もハウスメーカーの下請けで受注させようとしていることが良くわかったのですが…
相見積もりを取った金額を送り、「なんでこのプランでこんなに高いの?」と質問したら、歯切れの悪い回答しか返ってきませんでした。
契約後、特に着工後ですと、ハウスメーカーは値引きしないですし、結構ふっかけてきます。
なので、色々な記事で言っていますが、家に関連したことは契約前に全て入れてしまうことがベストだと思います♪
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私たちがしたコト⑥ 外構業者への着工金の入金・外構工事開始
外構業者を決めたら、プランの詳細を詰め、内容を確定させます。
大抵の外構業者は着工金が必要になると思います。そのため、着工金を入金してから、外構工事はスタートします。
なお、ハウスメーカーに頼まない場合、家の引き渡し後でないと外構工事は開始することができませんので、注意が必要です。
我が家の場合も、引き渡し直後はこんな感じで、家の周りは土の状態でした。
なお、外構工事は、天候によって工事期間が変わってきます。ですが、通常ですと、大体着工後、2~3週間で工事が完了すると思います。
私たちの場合は、2019年12月2日に着工。2019年12月23日に、全ての外構工事が完了、というスケジュールでした。
と、以上が、外構工事についてのざっとした全体的な流れになります。
この記事が外構の計画に参考になると嬉しいです。
なお、外構工事は工事開始の1か月前には発注が必要。余裕をもって相見積もりを取り、比較してみてください!
- ・私たちの外構工事の費用詳細について
- ・外構工事をハウスメーカーに頼まず、分離発注する場合の5つの注意点
- ・Web内覧会① 外観・外構・家のスペック紹介
- ・外構工事のプランで迷った「5つのコト」と実際住んでみての感想