外構工事の費用って、どんなことにいくらかかってるのか知りたいなー!実際の例を教えて?
家づくりの中で「外構工事」という言葉を良く聞くと思います。
この外構工事とは、建物とは別の「家の外側」の工事のこと。
我が家の外構工事についての流れは、次の記事で紹介しています。
そして、私たちの家にかかった費用、そして外構工事の費用というのは、次の記事でご紹介しています。
ですが、ここでは項目のみしか書いていなかったので、外構のどんなことにいくらかかったのか、イメージしにくいかもしれません。
ということで、この記事では写真も交えながら、外構工事の費用について、どのようなことにいくらかかったのかを見ていきたいと思います!
ちなみに、この記事をご覧の方は、外構計画について考えている方ではないかと思います。
実は、ハウスメーカーに頼むより、直接外構業者に頼んだ方が安いのをご存じでしょうか?
私たちも4社とやり取りし、見積もりを取得。
すると、ハウスメーカーの価格は、安い業者と比べ、3割程高い金額でした…
ただ、全て自分で対応すると、外構業者を探したり、やり取したりと色々対応が必要。
なので、結構時間がかかるんですよね。。。
そのような時、次の無料のサービスを使えば、効率よく複数の外構業者を比較できますよ。
- 外構工事の費用一覧について
- 外構工事の図面上でのプランについて
- 外構工事の費用① 仮設・準備工事 3.4万円
- 外構工事の費用② 土間コンクリート工事 22.6万円
- 外構工事の費用③ 化粧門柱工事 33.5万円
- 外構工事の費用④ 照明工事 5.6万円
- 外構工事の費用⑤ タイル工事 6.7万円
- 外構工事の費用⑥ メッシュフェンス工事 5.7万円
- 外構工事の費用⑦ 目隠しフェンス工事 14.8万円
- 外構工事の費用⑧ 賃貸付帯工事 15.0万円
- 外構工事の費用⑨ ゴミ置き場・袖壁 5.8万円
- 外構工事の費用⑩ 後付け窓シャッター工事 14.0万円
- 外構工事の費用⑪ 左官補修費 3.3万円
- 外構工事の費用⑫ 防草シート+砂利敷き 3.0万円
- 外構工事の費用⑬ 植栽工事 4.4万円
- 外構工事の費用⑭ 東側土留め工事 2.3万円
- 外構工事の費用⑮ 諸経費 15.1万円
- わが家の外構工事の費用で、コストダウンできる場所があるとしたら…
- 最後に、外構工事の計画を考えている方へ
外構工事の費用一覧について
一つ一つ見ていくにあたり、外構工事の費用について、一覧を見ていきたいと思います。
# | 項目 | 費用(税込円) |
---|---|---|
1 | 仮設・準備工事 | 33,880 |
2 | 土間コンクリート工事 | 225,720 |
3 | 化粧門柱工事 | 334,968 |
4 | 照明工事 | 56,144 |
5 | タイル工事 | 66,908 |
6 | メッシュフェンス工事 | 56,859 |
7 | 目隠しフェンス工事 | 148,071 |
8 | 賃貸付帯工事 | 149,765 |
9 | ゴミ置き場・袖壁 | 58,098 |
10 | 後付け窓シャッター工事 | 139,975 |
11 | 左官補修費 | 33,000 |
12 | 防草シート+砂利(整地含む) | 30,008 |
13 | 植栽工事 | 44,000 |
14 | 諸経費 | 150,700 |
15 | 東側土留め工事 | 23,100 |
16 | 出精値引 | -36,633 |
17 | 合計 | 1,517,641 |
このように、合計で152万円かかっています。
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外構工事の図面上でのプランについて
次に、どのようなことを行ったか、図面上でのものです。
外構部分は狭いのですが、色々と施工されています。
なお、この外構工事費用は、計4社から相見積もりを取ったもので、一番安かった業者に発注したものです。
安いからと言って品質が悪いわけではなく、打ち合わせ・現地確認、ホウレンソウもしっかりしていて、外構工事自体もきちんとやってくれました。
この外構業者、ネットでは評判があまり載っていないのです。
が、私たちと同じ意見を持つ方が多かったのでしょう。
今では外構工事の受注ストップになってしまう程、注文が入ってしまっているようです。
外構工事の費用① 仮設・準備工事 3.4万円
こちらは、外構工事を行うに当たっての準備のための費用だそうです。
例えばですが、準備工事としては次のようなことを行っていました。
- 配置図を基に、実際の高低差を再確認
- 土を全て掘り、地中にある配管(ガス管・水道管)の位置を確認
なお、この中には外構業者の方で図面の作成代金も含まれていました。
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外構工事の費用② 土間コンクリート工事 22.6万円
土間コンクリートというのは、図面でいうとこのオレンジ部分に相当するスペースで、合計で10㎡でした。
写真で見るとわかるとおり、家の外側については、植栽部分以外は全て土間コンクリートが施工されています。
タイルが貼ってある部分も土間コンクリートを施工しなきゃいけないの??
答えは、「Yes」です。
玄関は、賃貸も含めて、入り口部分はタイルを貼っています。
が、タイルを貼るにも、まずは土間コンクリートを下地として施工する必要があります。
なお、見積もりの内訳は、次の通りとなっています。
- 鋤取り工事・残土処分代金:付帯作業費
- その他:コンクリート工事費用
このようにざっくり考えて良いのではないかと思います。
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外構工事の費用③ 化粧門柱工事 33.5万円
門柱化粧工事というのは、私たちの家の門柱です。
門柱にある照明部分については、別の工事費用となっています。
門柱の工事費って、こんなにかかるの…??!
私たちも最初、同じように思いました。
次のものが、実際に私たちが受け取った見積書の詳細です。
ここから見て分かる通り、次の3つで主に外構費用がかかってしまっています。
- ボーダータイル施工費(これはリクシルのサザナミというものです)
- 宅配ボックス設置費
- 各種取り付け工事費用
ちなみに、タイルではなく、宅配ボックス付きの機能門柱で施工した場合、大体この半額でできそうでした。
イメージとしては、次のような写真です。
コストダウンは考えたのですが、機能門柱ですと存在感がないように感じ、化粧門柱にしました。
なお、我が家の場合はほんの一部の門柱にタイル貼りをして、この金額です。
玄関一面にタイル貼りをされている家というのは結構あると思いますが…
かなり外構費用にお金かけていると思います!
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外構工事の費用④ 照明工事 5.6万円
照明工事は、上でも載せたとおり、化粧門柱のこの部分です。
この照明ですが、夜になると、このような形で照らしてくれます。
照明工事の内訳としては、次のようになっています。
なんでもそうだけど、材料費よりも工事費自体がなんでも高いわね。。。
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外構工事の費用⑤ タイル工事 6.7万円
タイル工事は、玄関の入り口部分のタイルです。
玄関ポーチ部分については、ハウスメーカーの施工です。なので、それ以外のタイル部分が、外構業者での施工になります。
こちらの内訳は、次のようになっています。
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外構工事の費用⑥ メッシュフェンス工事 5.7万円
メッシュフェンスについては、2か所設置しました。外から人が入れないようにするためです。
こちらが実際の写真になります。
この外構工事の内訳は、次の通りになっています。
私たちの場合は、幅がどちらも大きくないので、120cm幅のものを切って2つに割り、メッシュフェンスを設置しました。
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外構工事の費用⑦ 目隠しフェンス工事 14.8万円
目隠しフェンスは、賃貸の方のために設置しました。この部分です。
というのも、家と家の間が近いため、隣家の窓がすぐそこに…
東京で家を建てようと思うと狭い土地でしか買えないので、隣家同士が近いのは良くある話です。
このように見えるのですが(家を建てているときに撮影したものです)、さすがに賃貸の人嫌だろうな…と思いました。
それに、隣の方も、窓から中が見えるのは嫌だろうな…と。
ということで、ここに目隠しフェンスをつけて、お互いのプライバシーを保つような形にしたわけです。
ただ、この目隠しフェンスの設置費用って、結構高かったです。内訳はこちらです。
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外構工事の費用⑧ 賃貸付帯工事 15.0万円
賃貸付帯工事というのは、宅配ボックス兼ポストの設置費用のことを言っています。/p>
正直、宅配ボックスはつけなくてもいいのでは?とも思ったのですが…
我が家の場合は1階ですし、オートロックもない木造賃貸。
この条件は結構敬遠する人いると思ったので、少しでもアドバンテージをつけたいと思い、つけることにしました。
なお、宅配ボックスをつけずにポストのみにした場合、3万円ほどで施工ができたようです。
この宅配ボックスの外構工事費用の詳細は、このようになっています。
外構工事の費用⑨ ゴミ置き場・袖壁 5.8万円
ゴミ置き場というのは、玄関すぐ横のこの部分です。
賃貸の方と一緒に出すための場所として設置しました。
当初はゴミ箱を置くことを想定していたのですが、まあ2世帯だし、そこまでゴミのでないだろうと思い、このようにコンクリートだけを設置しました。
参考までに、最初に私たちが想定していたイメージはこちらです。
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外構工事の費用⑩ 後付け窓シャッター工事 14.0万円
賃貸の道路側の窓については、当初はシャッターをつけていませんでした。
ただ、自分がこの賃貸に住むならシャッターがあった方がいいよな…と思ったので、設置を決めました。
実は、外構工事の費用のうち、賃貸の方のためにしたことで結構費用かかっていたりするんです。。。まあ、この分は確定申告の際に控除できますが…
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外構工事の費用⑪ 左官補修費 3.3万円
左官補修費用というのは、隣の家の人との間にあるブロック塀の補修作業のことを指しています。
というのも、補修前はこのような形で、ブロック塀のコンクリートの内側が見えてしまっていました。
これですと見栄え的にもよくないですし、かつ、ブロック塀が倒壊する危険性もある。
というわけで、補修を行いました。
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外構工事の費用⑫ 防草シート+砂利敷き 3.0万円
砂利敷きとと除草シートの施工部分は6.4㎡でした。
この部分については、自分で砂利や除草シートを買ってくれば、やろうと思えばできる作業です。
なので、コストダウンしたい場合は、自分でやるという選択肢があるのですが、私たちの場合はしませんでした。
- 忙しく、自分たちで行う時間がなかった
- 自分たちで行うには、砂利の購入から施工までと時間がかかりすぎる
- 更に、この場所はとても狭いスペースなので、作業がしにくい
という観点から、「やってもらった方が断然らくちん」という結論を出し、外構工事で頼みました。
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外構工事の費用⑬ 植栽工事 4.4万円
植栽部分についても正直自分たちでやろうと思えばできる部分だと思います。
ただ、私たちの場合、なかなかここに割く時間はないだろうということで、外構業者に合わせてこちらもお願いしました。
費用の内訳としては、次のようになっています。
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外構工事の費用⑭ 東側土留め工事 2.3万円
土留め(どどめ)工事というのは、次の部分で施工されたものです。
土留めというのは、盛土などの崩壊を防ぐため、コンクリートブロックや石、現場打ちなどで「土を留める」ことを言います。
私たちの家は緩やかな坂になっていて、土留めを行った場所の境に、段差がありました。
なので、「土間コンクリート」と、「砂利敷き」の間に、土留めが必要だったわけです。
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外構工事の費用⑮ 諸経費 15.1万円
最後に、諸経費です。
正直、この諸経費というのは、外構業者によって何を入れるか異なると思います。
私たちの外構業者からの内訳は、次のとおりでした。
こんなかかるの?!とは思いましたが、まあこの辺りはしょうがないものとしてあきらめました。
以上が、外構工事の費用詳細についてです。後は、出精値引きが3.7万円がありました。
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わが家の外構工事の費用で、コストダウンできる場所があるとしたら…
例えばなのですが、お金がなく、このプランでコストダウンをかけるとすると…
まず、我が家の場合、賃貸の方のために施工したことが結構多かったと思います。
- 目隠しフェンス
- 宅配ボックス
- 後付けシャッター
この3つだけで合計43.8万円!
この部分をなくせば(=賃貸の人の生活をあまり考慮しなければ)、109万円くらいまで落ちそうです。
後は、次のような点が考えられそうです。
自分たちの家の化粧門柱を、機能門柱に変更する(約16万のコストダウン)
化粧門柱から機能門柱に伴い、照明工事がなくなる(約5万のコストダウン)
ゴミ置き場を作らない(2世帯だと実際そこまでいらないので。約6万円のコストダウン)
つまり、これらを考慮すれば、外構費用を80万円台にまで抑えることができたと思います。
あくまでタラればの話ですが、これから外構工事について計画する方には、参考になるかもしれません。
<目次に戻る>
最後に、外構工事の計画を考えている方へ
家づくりでやはり大事なのは、相見積もりを取って比較をし、どの業者が安いのかを確認する必要があります。
私たちも合計で4社から取得をしました♪
外構業者を探し、見積もりを取るのに、次の2つのサービスは役立ちますよ。
これらは家のリフォームの見積もり比較のサービスですが、外構についても対応可能。
この2つのサービスでは、次の3つが可能になります。
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そして、ホームプロ については、「出資会社」や「利用累計者数実績」から考えると、安心して利用できるサービスと判断できます。
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そして、累計利用者数は80万人以上です。
さらに言うと、利用満足度も90%以上となっており、品質の高いサービスであると言えます。
是非これらのサービスを使って、おしゃれな外構つくりに役立ててみてください♪
というわけで、以上が私たちの外構工事の費用詳細についてでした!素敵でおしゃれな外構を、安く作るために参考になると嬉しいです♪
- ・外構工事をハウスメーカーに頼まず、分離発注する場合の5つの注意点
- ・Web内覧会① 外観・外構・家のスペック紹介
- ・外構工事について私たちがしたコトの全体の流れ
- ・外構工事のプランで迷った「5つのコト」と実際住んでみての感想