注文住宅で家を建てる:私たちの費用内訳を大公開!【実例として最適】|新築マイホームを建てた共働き子育て夫婦の家ブログ
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注文住宅で家を建てる:私たちの費用内訳を大公開!【実例として最適】

注文住宅で家を建てる:私たちの費用内訳を大公開!【実例として最適】

 

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注文住宅で家を建てるのに、いくらお金がかかるのかしら?

 

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実際に建てた人の実例を見て、内訳を知りたいな…

 

 

というわけで、実際に注文住宅で家を建てるのにかかった費用について、公開していきます。

 

余すことなくお伝えしたいと思ったのですが、結局全て書ききれてません。

 

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なので、興味のある方は、一気に読むというよりかは、ブックマークなどに入れて、少しずつ確認してもらった方が良いかもしれません。

 

 

なお、最初に言っておきますと…

 

 私たちの家は、ローコスト住宅ではありません。

 

ただし、土地の金額と合計すると、現在の水準の近隣の建売と同程度の坪単価、もしくは少し高いレベルで落ち着いている感じです

 

近隣のマンションの坪単価からすると、かなりの格安だと思います。鉄筋コンクリートと木造では、違って当たり前ですが。。

 

また、家を建てるための費用の相場については、次の記事でまとめています。

 

家を建てるための費用:土地あり・土地なしの相場【2020年最新データ】
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※ 【無料でプロがサポート】家づくりの失敗を防ぐ
こちらの記事では、家づくりのサービスを紹介。このサービス、初めての家づくりに大活躍かもです。なお、ハウスメーカーを決めた方は、見ちゃダメですよ。「こんなサービスあったのか」と後悔しても遅いので…

 

 

 

 

注文住宅の費用に入る前に、家の大きさや構造をざっと紹介

 

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坪単価計算したい人もいるので、最初に私たちの家の延床面積について書いておきます。

 

私たちの延床面積は、約112㎡。

 

この延床面積とは、「バルコニー部分の面積を除いた、居住に使っている部分の面積」。

 

容積率は160%、建ぺい率は65%程の家で、3階建ての家になります。

 

 構造は、木造のツーバイフォー住宅

 

なお、㎡から坪に換算したい場合は、3.3で割ればよいです。

 

私たちの家の場合、

 

112㎡ ÷ 3.3  ≒ 33.9坪

 

となります。

 

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私たちが注文住宅でかかった合計費用は、約3,796万円でした。

 

私たちの家にかかっている合計費用は、37,960,635円でした。

 

これは、以下の次の費用は除いています

 

  • 土地代
  • 住宅ローンや仲介手数料、抵当権設定費用等の諸費用
  • 家具・家電、引っ越し費用などのその他の費用
  • 火災保険・地震保険

 

勿論、これは税込の金額です。

 

ちなみに、私は2019年を通じて家づくりを行っているので、消費税8%と10%がごっちゃになっています

 

  • 2019年3月31日までに盛り込んでいたもの: 8%
  • それ以降に追加したもの: 10%

 

これ、住宅ローン減税の確定申告をするとき、結構面倒臭かったです。

 

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ハウスメーカーを決める際には、複数ハウスメーカーを比較し、相見積もりを取っています。

 

参考までに、ハウスメーカーの比較、相見積もりの取り方については以下の記事にまとめています。

 

注文住宅で家を建てる:私たちの費用内訳を大公開!【実例として最適】
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注文住宅で家を建てる時、「実際の費用」は誰でも気になるもの。この記事では、実例として、私達が実際に払った費用内訳を公開しました。家を建てる際のプラン作成に参考に.....

 

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注文住宅でかかった費用の内訳は、ざっくりとこんな感じです。

 

# 項目 費用(税込円)
1  ハウスメーカーへの支払い  36,062,358
2 外構業者への支払い 1,517,641
3 松装への支払い(カーテン) 340,636
4 地鎮祭費用 40,000
5 合計 37,960,635

 

この金額で坪単価を出そうと思うと、

 

37,960,635円 ÷ 33.9坪 = 111.9万円

 

となります。

 

ちなみに、この金額でどんな家ができているのか知りたい方は、Web内覧会の記事をご確認ください!

 

また、カーテン選びや地鎮祭についても、私たちの実際にしたコトを次の記事で載せているので、ご興味があればぜひご覧ください!

 

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多くの方が着工前に行う「地鎮祭」。私たちは、東京杉並の猿田彦神社に依頼をしました。実際当日はどのようなことをするのか、どんな準備をすればよいのか、服装は?など、.....

 

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ネット上の注文住宅に関する坪単価は、信用しない方がよいと思います。

 

恐らく、他のサイトに載っている「木造坪単価は平均〇〇です」みたいなものと比較すると、かなり高い印象を持つかもしれません。

 

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なので、この金額、ぼったくりだ!!と思われる方いるかもしれません。

 

ただ、これらの他のホームページに載っている坪単価は…

 

 前提条件(坪単価の計算に含まれているもの)があいまいなので、正直、良くわかりません。

 

 税込・税抜かも良くわかりません

 

 仕様(オプションをどれだけつけるか)によっても、付帯工事があるかないかによっても、坪単価というのは変わります。

 

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よって、これらと比較することは、何ら意味のないことですので、あまり鵜吞みにされないことを、おすすめします。。。

 

注文住宅での坪単価とは。ハウスメーカーの言っているものでは、比較ができません。 
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ハウスメーカーの比較で、良く出てくる坪単価。しかし、この坪単価、正直自分たちに当てはまらないことが多々あります。ここでは、とあるハウスメーカーのキャンペーンを例.....

 

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参考までに、フラット35の注文住宅の費用に関する調査結果について

 

ただ、比較対象がないと安いか、高いかわからないので、まともな指標の一つであるフラット35の2019年度調査結果の中の建築費について記載しておきます。(土地を既に持っている場合のもの)。

 

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正直、これってフラット35を利用した人だけなので、家を建てた人の割合からすると1割ちょっとの動向です。

なので、あくまで、傾向はどんなものなのか、を知る指標として考えればよいかと思います。。

 

2019度調査によると、東京の住宅面積(㎡)と建築費の平均は、以下のとおりだそうです。

 

  • 住宅面積(㎡): 125.0㎡ … ①
  • 建築費: 41,258,000円 …  ②
  • 坪単価: 108.9万円 (≒ ② ÷ ①

 

ちなみに、定義としては、以下であると記載されています。

 

  • 住宅面積: バルコニー部分の面積を除いた専有面積である。
  • 建設費: 主体工事費、主体工事に付随する電気、給排水、ガス設備、太陽熱温水器の各工事費、設計費、工事監理費、除却工事費、屋外附帯工事費、その他必要な費用の合計額(予定)である。

 

私たちが実際にかかった費用との差異は、恐らくカーテンと地鎮祭の項目のみ、と予想されますので、ほぼ前提条件としては同じです

 

 私たちの坪単価: 111.9万円

 

 フラット35利用者(東京)の 坪単価: 108.9万円

 

ですので、ほぼ近しい数値になっています。

 

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といっても、私たちの場合土地も購入してるんですが…。

 

なお、この調査結果を見ると、分かることがあります。

 

東京の建築費、他の都道府県と比較して突出して高い

 

参考までに、以下も載せておきます。

 

  • 建築費の全国平均: 34,524,000円
  • 東京の建築費: 41,258,000円
  • 建築費が高い都道府県第2位: 神奈川県 37,729,000円

 

この辺りの調査結果については、次の記事で分析しています。

 

家を建てるための費用:土地あり・土地なしの相場【2020年最新データ】
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それでは次に、もう少し細かい内訳を見ていきます。

 

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ハウスメーカーに支払った費用の内訳について

 

ハウスメーカーに支払った費用は、36,062,358円でした。

 

これは、住宅性能評価の申請費用ですとか、設計費用ですとか、そういった類のものについては、全て含まれています。

 

正直、何がオプションで何が標準で、というのは各社違いますし、値引きの概念も違うのですが、契約書上のハウスメーカーの内訳については、以下のとおりとなります。

 

# 項目 費用(税込円)
1  本体工事  25,192,804
2 付帯工事 2,577,960
3 諸経費(設計費・地盤調査等) 1,526,584
4 外構 197,424
5 エアコン 720,800
6 照明 389,188
7 オプション費用 11,242,459
8 値引き額 (契約締結時) -5,784,860
9 合計 36,062,358

 

この額から言うと、値引き前の金額は、41,846,570円

 

結果、値引き率は、13.8%となります。

 

本体工事は詳細出ていないので何にいくらかかっているのかはわかりません。

 

オプションの詳細については、項目がかなりの多岐にわたっている(50項目くらいあるので)ので、これは別記事で数回に分けて書いています。

 

注文住宅で建てた我が家の追加オプション① オプション一覧とそれぞれの費用
注文住宅で建てた我が家の追加オプション① オプション一覧とそれぞれの費用
私たちが取り入れた注文住宅でのオプションの記事です。ここでは、まず私たちのオプションの総額、一覧、そして、それぞれの費用をまとめました。また、これってオプション.....

 

ここでは、オプション以外の詳細について、見ていきます。

 

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ハウスメーカへの費用の詳細その① 付帯工事について

 

1. 付帯工事の費用って何が含まれる?

 

まず、付帯工事とは、なんのことなのか。良くある定義は、

 

「建物本体工事以外にかかる工事」

 

だそうです。

 

わかりやすいものでいうと、こんなものがあります。

 

  • 外構(エクステリア)工事
  • 生活に必要なライフライン(電気・ガス・水道)に関連した工事
  • 地盤改良
  • 古い家の解体工事

 

で、建物の本体工事に関わっていそうに見えて、付帯工事になるのが、これ。

 

  • 照明に関連した工事
  • 冷暖房の空調工事
  • カーテンの設置工事

 

外構、エアコン、照明については私の方では分けて金額既に書いています。

 

カーテンは松装さんに頼んでいるので、割愛。

 

なので、ここでは、それら以外の費用でかかったものを以下の通り内訳として記載します。

 

2. 付帯工事の費用内訳と、その内容について

 

# 項目 費用(税込円)
1 屋外給排水工事 691,200
2 ガス工事 496,800
3 給水本管取り出し工事 633,960
4 地盤改良工事 756,000
  合計 2,577,960

 

これらは、全て消費税8%での支払いです。

 

各項目について簡単に説明。

 

1の屋外給排水工事と3の給水本管取り出し工事については、セットで理解すると良いかと思います。

 

前提として、公共の上下水道というのは、通常は道路の下に埋没されています。

 

この道路の下にある上下水道から、自分の家の敷地内に引き込むことを、3の給水本管取り出し工事と言います。

 

そして、敷地内に引き込んだ水道管から、宅内の水道管につなげて、水を使ったり、捨てたりという日常生活を行うことができるようにするのが、1の屋外給排水工事と言います。

 

3の給水本管取り出し工事は、昔から家がある場合は、既に水道管が引き込まれて、不要なケースも出てくるようですので、確認が必要です。

 

私たちの家の場合は、

 

「以前の水道管は、数十年前に引き込まれたもの」

 

「賃貸併用住宅で2世帯なので、水道管がもっと太いものが必要」

 

ということで、この工事が必要になりました。

 

なお、この工事は指定工事業者でないと行うことができない工事のようで、結構お金かかるみたいです。

 

2のガス工事は、言葉のとおり、家でガスを使えるようにするための工事です。

 

ただ、この金額、相場と比べるとこの金額は高いような気がします。

 

4の地盤改良は、言葉のとおり、地盤を改良して、強くするための工事です。

 

よって、そもそも地盤に問題がなければこの工事は不要になります。

 

大体家を建てる前には、敷地の調査をします。

 

その調査のうちの一つが、地盤調査であり、この結果で地盤改良が必要かどうかが決まります

 

一般的に言うと、弱い地番が深さ何メートルのところにあるかによって、地盤改良の工法が変わります。

 

私たちの場合は、約3メートルの深さの部分に弱い地盤があり、

 

 柱状改良

 

という地盤改良が必要になりました。

 

この地盤改良の当初は、見積もりで100万かかりそう(税抜で)、と言われました。

 

色々調べて、相場について示し、「100万は高いんじゃない?」と言ったところ、次の見積もりはこの金額に(笑)。

 

ハウスメーカーは金額結構盛ってくるので、気を付けましょう。何も言わないと金額も引いてくれませんしね。。

 

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ハウスメーカへの費用の詳細その② 諸経費

 

# 項目 費用(税込円)
1 確認申請料 108,000
2 敷地地盤調査料 162,000
3 設計料 918,000
4 狭隘道路協議申請料(立会いなし) 32,400
5 天空率・地区計画申請料 86,400
6 住宅性能評価申請料 165,000
7 境界ポイント入れ 42,336
8 収入印紙 11,800
9 合計 1,525,936

 

#6住宅性能評価申請書は消費税10%、その他収入印紙以外は全て消費税8%での支払いです。

 

1の確認申請料というのは、建築確認申請にかかるものです。

 

2の敷地地盤調査は、上の方で説明した地盤なども含めて、敷地に関しての調査にかかる費用です。

 

これは家を建てるために調べる必要があるので、必須のものです。

 

3の設計料は、言葉のとおり、図面を描いてもらうための費用です。

 

ハウスメーカーなどでよく

 

「設計料無料!」

 

とかうたっているところもあると思いますが、設計って本来とても大事な部分ですし、手間も時間もかかります。

 

なので、無料ってあり得ない話だと私は思っていて、実際、その場合って、本体工事の、私たちのわからないところに含まれているんじゃないかと思ってます

 

設計料、高いなー

 

と思うかもしれないですが、この金額だと別に高くもないかなーと。

 

私自身、仕事上、店舗開ける時の予算管理してますが、設計料って小さなお店でももっとかかりますしね。

 

では、次。

 

4の狭隘道路協議申請料というのは、これはかかる場合とかからない場合があります。

 

ポイントは、家を建てる土地の前にある道路の横幅です。

 

この横幅が、4メートル未満の場合は、この申請を行い一部土地を、道路として提供しなければいけません。

 

詳しい話はここでは説明しませんが、私たちの場合は、これに該当し、土地の一部を道路として提供しています。

 

5の天空率・地区計画申請料についてです。

 

天空率というのは、簡単に言うと、通常の規制を緩和させて、少しでも良い条件で家を建てる際に使う方法です。

 

規制というのは、ここでは高さに関するもので、斜線規制に関わってきます。

 

また、地区計画申請料というのは、私たちの場合、

 

中高層条例に基づいて、手続きを行う

 

必要がありました。

 

これも特に説明しませんが、1種住居の中の3階建てでは、家を建てる前にこのような手続きをしなければならず、それにかかる手数料です。

 

手続きをして、こんな看板を設置します。

 

注文住宅の費用について。家を建てるのにかかった実際の費用を公開します!

 

6の住宅性能評価申請料

 

住宅性能評価というのは、言葉のとおり、住宅の品質を独立した第三者機関に評価してもらうことです。

 

私たちの家は、仕様としては、長期優良住宅が取得できる仕様でした。

 

しかしながら、認定基準を満たすことができなかったので、行うことができませんでした。

 

具体的には、この文言

 

 少なくとも1の階の床面積が40㎡以上(階段部分を除く面積)

 

階段を除くと、40㎡をぎりぎりきってしまい、できませんでした。

 

なお、東京で家を建てる場合、土地が狭いので(土地の価格が高いので)、良くある話だそうです。

 

地震保険の耐震等級3の割引を受けるには、この長期優良住宅認定されていれば事足りるのですが、そうでない場合は住宅性能評価を受ける必要があります

 

これに気づいたのが、火災保険・地震保険について調べているとき。

 

家が完成する大体3か月くらい前だったと思うので、その時に急いで連絡して、申請を依頼しました。

 

ちなみに、住宅性能評価は、設計住宅性能評価建物住宅性能評価という2種類の評価があり、私たちの場合は、前者の性能評価の依頼です。

 

というか後者の場合は、家建てる前に申請しないといけないものです。

 

7の境界ポイント入れですが、隣の土地、道路との境界を確定させるための目印を入れるためにかかった費用です。

 

私たちの家の場合は、隣地のとの間にあるブロックを切除したり、土地の一部をセットバックし、道路扱いとなりました。

 

この結果、境界の目印を再度入れる必要がありましたので、この費用がかかっています。

 

なお、これは、次の2つを合計した費用です。

 

 敷地の再測量

 

 合計6か所に目印の設置

 

最後に、7の収入印紙代

 

これは、契約の貼付する収入印紙の代金です。

 

私たちの場合、

 

 追加契約を何度も取り交わす

 

 消費税8%の分と、消費税10%の分で、契約を分ける必要があった

 

ことから、何通もの追加契約書があります。

 

一番初めの契約にかかった収入印紙代が10,000円、追加契約でが1,800円でした。

 

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ハウスメーカへの費用の詳細その③ 外構費用

 

ハウスメーカーに支払った外構費用は、

 

 家の完了検査に通すために最低限行わなければならない部分

 

の費用です。

 

完了検査は、家が完成した時に、家がちゃんと実際の図面に基づいて建築が行われたかどうかの検査のことです。

 

これは、第三者の検査機関が確認を行い、この検査に通らないと違法建築物扱いになってしまいます。

 

ちなみに、これ、何に一番影響するかというと、住宅ローンです。

 

違法建築物の家に対して、銀行は住宅ローンを貸し出しません。

 

外構については、ハウスメーカーではなく、外部の業者に依頼しました。

 

というのも、

 

 ハウスメーカーの見積りが、一番安いところと比べて3割も高かったから。

 

ただ、完了検査に通るためには、この2つについてはどうしてもハウスメーカーの方で行う必要がありました。

 

  • 隣地とのブロック塀の切除
  • 土の残土処理(高低差の調整)

 

そのため、この費用が発生しています。

 

ちなみに、この外構費用に関して言うと、外部の外構業者の見積もりと、ほぼ変わらず

 

特に外部の見積もり見せたわけでもないんですが…

 

相当費用についてうるさく言ったのと、私の方でできないのか、と何度も言ったからではないかと予想しています。

 

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ハウスメーカへの費用の詳細その④ エアコン

 

エアコンは合計5台の設置費用となっています。うち2台は賃貸部分のエアコンです。

 

エアコンは全て三菱電機の霧ケ峰です。

 

私たちの家の場合は、エアコンのダクトの配管方法として、隠ぺい(いんぺい)配管と露出配管両タイプあります。

 

隠ぺい配管が3か所。露出配管が2か所です。

 

また、私たちの土地は狭く、室外機を置くスペースが、家の周りのスペースが限られていました。

 

なので、重ねておくために、架台(かだい)を設置する必要がありました。

 

この費用は、こうした配管周りの工事費ですとか、架台の費用なども含めた合計金額となっています。

 

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ハウスメーカへの費用の詳細その⑤ 照明

 

金額355,046円には工事費含まれていないのでこの工事費は本体工事の電気工事に併せて含まれていると思います。

 

これが我が家の照明計画です(クリックすると拡大します)。

 

 

金額の大半を占めているのは、ダウンライト

 

というのも、私たちの家は、基本的には、ダウンライトのためです。

 

注文住宅の費用について。家を建てるのにかかった実際の費用を公開します!

 

引っ掛けシーリングがあるのは、2箇所のみ。

 

  • 子供部屋
  • 賃貸の寝室部分

 

ちなみに、引っ掛けシーリングというのは下の写真のもので、自分で照明を買って、取り付ける部分のことを言います。

 

注文住宅の費用について。家を建てるのにかかった実際の費用を公開します!

 

ダウンライトについては、1個1個はそれほど高くないですが、塵も積もれば何とやら、で大きな額になってきます。

 

で、ダウンライトも値段に幅があって、次の3つで費用変わってきます。

 

 自分で取り付け可能かどうか

 

 調光・調色可能かどうか

 

 明るさ

 

私たちの家は、場所に応じてこの辺りの種類を分けていきました。

 

後は、かんたん間接照明というテレビのうえにある間接照明や、ペンダントライト、人感センサーなどが費用としてかかっています。

 

注文住宅の費用について。家を建てるのにかかった実際の費用を公開します!

 

注文住宅の費用について。家を建てるのにかかった実際の費用を公開します!

 

ちなみに、私たちの家は、ほとんどが、オーデリックの照明で、一部パナソニック製のものを使用しています。

 

以上が、オプションを除いたハウスメーカーへの費用内訳となります。

 

次に、外構について。

 

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我が家の注文住宅での外構工事の費用について

 

外構と言っても私たちの家の場合、ほとんどスペースがないわけですが、1,517,641円と、結構な費用かかりました。

 

でも、外構ってたいしたことやってなくても、結構かかるもんなんですよね

 

ちなみに、相見積もりを取った会社は全部で4社

 

外構はある程度プラン自分達で考えてから、相見積もりを投げました。

 

その中で一番安かったのが、家の近くの外構業者でしたので、そちらにお願いをしました。

 

なお、相見積もりの順位はこのような形です。

 

  1. 家の近くの外構業者
  2. 不動産仲介会社から紹介してもらった会社
  3. インターネットで探した会社
  4. ハウスメーカー

 

もらった内訳明細は、こんな感じ。

 

# 項目 費用(税込円)
1  仮設・準備工事 33,880
2 土間コンクリート工事 225,720
3 化粧門柱工事 334,968
4 照明工事 56,144
5 タイル工事 66,908
6 メッシュフェンス工事 56,859
7 目隠しフェンス工事 148,071
8 賃貸付帯工事 149,765
9 ゴミ置き場・袖壁 58,098
10 後付け窓シャッター工事 206,063
11 植栽工事 44,000
12 諸経費 150,700
13 東側土留め工事 23,100
14 出精値引 -36,633
15 合計 1,517,641

 

この外構の場合は、もとから単価低く抑えられているので、値引額が低いです

 

最終的なプランが、こちら(写真をクリックすると、拡大します)。

 

 

参考までに、この引き受けてもらった業者には、80万くらいだったらどの程度のものができるかについても、出してもらいました。

 

それが、こちら(クリックすると拡大します)。

 

 

ようは、しょぼいです。

 

外構については、別の記事でどのようにプランを進めていったかや、費用についての詳細についても次の通り記事にしています。

 

外構工事について私たちがしたコトの全体の流れ
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家づくりの最後に行われる「外構工事」。この外構工事は、相見積もりを取り、比較をしやすい工事です。この記事では、外構工事の役立つことができるよう、私たちが実際に経.....

 

私たちの外構工事の費用詳細について
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外構工事に一体どの位の費用をかけているのか。この疑問にお答えすべく、私たちの外構工事の費用詳細を記事にしました。土間コンクリートや、宅配ボックスの設置費用等、一.....

 

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その他家づくりにかかった諸費用は、どの程度かかっているの?

 

この辺りなのですが、一部の項目で金額を示してしまうと、どの程度の金額で住宅ローン借りたかや、土地購入価格などがわかってしまいます。。

 

なので、そうした部分については、どういうレベルで支払っているかのみ、お伝えしようと思います。

 

諸費用は結構やっかいでして、結構、費用かかります。

 

私の場合、土地から購入していますので、大きく分けると、4つです。

 

  • 土地売買に関する諸費用
  • つなぎ融資に関する諸費用
  • 住宅ローンに関する諸費用
  • 固定資産取得税

 

以下、内訳です。

 

関連する取引 # 費用項目 支払先 金額(税込円)
土地売買 1 仲介手数料 仲介会社 法律に基づいた額
2 収入印紙 仲介会社 契約金額に応じた額
3 振込手数料 三菱UFJ銀行 1,080
4 固定資産税精算 前所有者 176,254

つなぎ融資借入

登記設定時

5

所有権移転

登記費用

司法書士

固定資産税評価額

× 15/1000

6

抵当権設定

費用(仮登記)

司法書士 1,000
7

確認及び

直前謄本

司法書士① 670
8 完了後謄本 司法書士① 1,000
9

有効証明

請求費用

司法書士① 600
10 司法書士報酬 司法書士① 141,480
11

つなぎ融資

事務手数料

アプラス 54,000
12 収入印紙 アプラス 契約金額に応じた額

つなぎ融資抵当権

抹消

13 借入利息 アプラス

借入金額 × 2.675%

× 借入日数

14

抵当権設定

仮登記抹消

司法書士① 1,000
15

確認

事後謄本

司法書士① 668
16

司法書士報酬

司法書士① 12,100

住宅ローン実行時

建物登記

17

抵当権

設定費用

司法書士② 借入金額 × 0.1%
18

所有権登記

名義人住所変更

司法書士② 1,000
19

所有権

保存登記

司法書士②

15,900
20

住宅用

家屋証明書

司法書士② 1,300
21

事前謄本

要約書

司法書士② 1,340
22

事後謄本

司法書士② 2,000
23 交通費 司法書士② 3,000
24 郵送費 司法書士② 520
25 司法書士報酬 司法書士② 108,900
26 建物表題登記 登記事務所 94,600
27 事務手数料

住信SBI

借入金額 × 2.16%
28 収入印紙 住信SBI 契約金額に応じた額
不動産取得税 29

土地

0
30

建物住居部分

0
31

建物賃貸部分

94,400

 

記載できる金額については、記載してみました。

 

どうでしょう。諸費用って、めちゃくちゃあるんですよね。

 

この諸費用については別でまとめています。

 

住宅購入の諸費用内訳はそれぞれいくら?【計算シミュレーション例あり】
住宅購入の諸費用内訳はそれぞれいくら?【計算シミュレーション例あり】
家づくりにかかる諸費用は多岐に渡り、把握するのが大変です。この記事では、「諸費用はどんなものがかかるのか」「いくらくらいかかるのか」そして、「支払いタイミングは.....

 

ここではちょっと補足を。

 

仲介手数料は当初3.0% + 消費税でしたが、減額してもらい、この%になっています。

 

司法書士①がアプラスの、司法書士②が住信SBIの、指定司法書士です。

 

収入印紙については、以下のような形で金額が決まってきます

 

# 契約金額 収入印紙代
1 1万以上 10万以下 200
2 10万超 50万以下 400
3 50万超 100万以下 1,000
4 100万超 500万以下 2,000
5 500万超 1千万以下 10,000
6 1千万超 5千万以下 30,000
7 5千万超 1億円万以下 60,000

 

私が取引したのは2019年。2020年3月31日までは土地の契約に関しては、この半分の額に収入印紙代は減額されていました。

 

不動産取得税については、賃貸併用でなければ、発生しない家が多いのではないかと思います。

 

<目次に戻る>

 

 

これ以外に発生している費用で一番大きいのは、土地代です。

 

ここに載せた金額以外に別途かかっているのは、一番大きなものは、もちろんこれ。

 

注文住宅の費用について。家を建てるのにかかった実際の費用を公開します!

 

 土地

 

この費用は、非公開とさせていただきます。

 

後は、以下のようなものが、実際に発生している費用となります。

 

  • 火災保険・地震保険
  • 家具・家電・ラグ・小物類
  • 引越し費用
  • 第三者検査機関に対する費用
  • インターネット・テレビアンテナ(ひかりTV・ケーブル等)設置費用

 

この辺りのものについては、その家庭で全く違ってくると思います。

 

特に家具や家電は、買わなければ0円ですしね…

 

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ちなみに、私たちは、火災保険・地震保険と引越しについては一括サイトを使って複数業者比較しました

それ以外も相見積もりを取りましたが、自分で探して依頼して…という作業を繰り返しました。

 

インターネットは我が家は10G光を導入しています。ただ、正直これは1G光で十分だな、と思っています(次の2つの記事にこの辺りのことまとめています)。

 

NURO光10Gを使う私達が、10G光のおすすめ度・速度を出す方法をまとめました![2021年3月更新]
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NURO光10Gを使っている私たちが、10G光についての「おすすめ度」、「10G光を最大限活用する方法」、「実際使っていて思ったコト」をまとめました。10G光を.....

 

 

また、第三者検査なんて言うのは、ほとんどの家庭で行わないのかなー、と。

 

これらについては、他で記事にしていきたいと思います。

 

と、この記事は以上になるのですが、上の説明の中で、良くわからない言葉が次々に出てたのではないかと思います。

 

そのとおりで、ハウスメーカーと打ち合わせなんかしてると、次から次へと見知らぬ言葉ができてきます。

 

なので一つ一つしっかりと理解していく必要がありますので、注意が必要です。

 

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ご一読ありがとうございました!!

 

 

最後に、冒頭でもご紹介しましたが…

 

次の記事で、プロが無料でサポートしてくれるサービスについて紹介しています。

 

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このサービス、初めての家づくりで、多くの失敗を防いでくれるかもです。

 

 

注文住宅で家を建てる:私たちの費用内訳を大公開!【実例として最適】
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注文住宅で家を建てる時、「実際の費用」は誰でも気になるもの。この記事では、実例として、私達が実際に払った費用内訳を公開しました。家を建てる際のプラン作成に参考に.....

 

なお、既にハウスメーカー・工務店を決めている方は見ちゃダメですよ

 

「こんなサービスあったのか」と後悔するかもしれません…