それでは、Web内覧会第8弾は、階段部分について紹介していきます!
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階段スペースの特徴は、アクセントクロス・窓・階段造作
階段部分でこだわった点は次の3つ。
階段外側のアクセントクロス
外側の大きな窓
2階から3階にかけてのFIX窓と階段造作
階段外側の壁は、全てアクセントクロスにしました。これも、サンゲツのクロスで、品番はRE7898です。
なんというんでしょうかね、このクロスの色は。伝え方が難しいのですが、グリーンがかっている感じでしょうか。
近くで見るとこんな感じです。
マットな質感で絶妙な色のクロスです。
このクロスは、リビングのところに入れたアクセントクロスと同じクロスの色違い版です。
リビングとのバランスを考えながら選んでいきました。
こういう風にしたい!と思ったのは、住宅展示場のモデルルームで、階段でのアクセントクロスを見たからです。
瓜二つですね。ここのモデルルームのクロスは何を使っているかわかりませんが…
我が家のクロスは、サンゲツのショールームでコーディネーターさんに提案されたものです。
ショールームのいいところですが、優秀なコーディネーターさんで当たると、写真を見せただけで、同系色のものを何種類も持ってきてくれます。
これを活用しない手はありません。
なお、リビングのクロスとこの階段のクロスはとても薄い素材で、クロス屋さんの下処理が大変です。
何もしないと、杭のでこぼことかが浮かび上がってきてしまうのです。
なので、こうしたアクセントクロスを使うときは、追加の作業費が発生します。
クロス自体は安いものなので、追加で費用取られることはないのですが…
参考まで。1階から3階までこのアクセントクロスを張り巡らせていますが、この結果、52,000円追加で作業費がかかっています。
まあ、タイルやエコカラットにくらべれば、かわいいもんですかね。
リビングのアクセントクロスの追加費用は、24,000円です。
家づくりしていると、金銭感覚がマヒしてきます(笑)。
こうした作業費も、ハウスメーカーによって違うと思うので、ご確認されると良いと思います。
ちなみに、その他の部屋でも、生地が少し特殊なクロスは、追加費用かかっています(玄関・子供部屋・お風呂の洗面スペース)。
さて、本題をこのクロスに戻すと、特に日中はこのクロスが映え、また、光と相まって、とても明るく、清潔感のある空間をかもしだしています。
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階段の大きな窓から光がたっぷり入ってきます
この明るく、清潔感のある階段スペースができているもう一つの理由は、外側にある大きなFIX窓です。
ちなみに、FIX窓とは、開かない窓のことを言います。
このFIX窓が、1階から2階に、そして2階から3階に、それぞれ2か所。計4か所設置されています。
1階から2階に向かっての写真
2階から3階に向かっての写真
大きさでいうと、縦 200cm、横が約60cmの窓です。
これは、私のアイディアではなく、営業さんのアイディアです。窓大きい方が良いですよ、と。
これは取り入れて大正解、と感じているものです。
また、写真にある階段の照明ですが、これ夜になるとなかなか良い雰囲気を出してくれます。
オーデリックさんのもので、品番はOB 255 190です。
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もう1つのこだわり。リビングFIX窓と階段造作
もう1つの階段でのこだわりは、この2階リビングダイニングキッチン部分にある、造作物です。
まず、2階から3階への階段と、引き戸の間にある大きなFIX窓。
これは、リビングに向かって光をふんだんに取り入れることができるように、また、開放感があるようにするために設置したものです。
そして、2階から3階に向かっていく階段ですが、この階段は特注階段になっています。
普通の階段に見えますが、結構手間がかかっているもので…
ハウスメーカーの設計さん、どうやってこの大きな窓をつけながら普通の階段を入れるか、かなり考えてくれたと思います。
当初、この部分には鉄骨階段を設置する予定でした。Woodoneというメーカーのものです。
ただ、鉄骨階段のこの踏面(足を踏み込む面のこと)の間にある隙間が気になりました。
子どもが落ちてしまう危険性があるのではないかと。
後、隙間があると、部屋が寒くなりやすかったり、暑くなりやすかったりするのではないかと。我が家の場合、2階から3階への階段の部分は、ドアつけていなかったので…
その結果、この窓にかかっている部分の階段は特注階段を作ることになりました。
窓から見ても、デザイン性が損なわれず、かつ、普通の階段のような形状で。
ちなみに、鉄骨階段のつくり方と普通の階段のつくり方は違うようです。
素人なのでよくわかりませんが、我が家の階段のつくりは、鉄骨階段のつくり方と同じような仕組みで、壁と壁との間にはめこんでいるとのことです。
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階段の寸法も綿密に
我が家の場合、そこまで大きな家ではないので、階段スペースについても考えなければいけませんでした。
ざっくり言うと、階段の重要な部分は3つ。踏面(ふみめん)・踏上(ふみあげ)・階段幅です。
これらの解説はググれば出てきますので細かいことは言いませんが、ようはこういうことです。
このバランスを考えていくことが、階段設計においては非常に重要で、生活のしやすさも変わってきます。
この辺りも別記事で書こうと思いますが、我が家の場合は、
踏面:22.5cm
踏上:20.2cm
横幅:79.6cm
です。
最初はもう少し急こう配のサイズで設定されていました。
ただ、さすがに上り下りこれじゃきついな、と思ったので、間取りへの影響を与えることなく、各階の階段に1段追加してもらったのがこのサイズです。
追加してもらった階段がこちら。1階から2階は最後の1段、2階から3階は最初の1段が追加した階段です。
1階から2階の階段
2階から3階の階段
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階段スペースが狭いことの問題点とは
なお、東京で家づくりをする場合、階段の幅は狭くなりがち、かつ、勾配も急になりがちです。
特に建売なんかはその傾向が強いかなと。
オープンハウスの家とか、ぱっと見た間取りはとてもいいんですけど、結構収納とか、階段とか、削っている部分削ってます。
よっぽどのお金持ちや、大きな土地持ちを除いて、そもそも土地も小さいスペースしか買えないですし、スペースも限られてしまってますし、まあ仕方ないことなのですが。
ちなみに、階段が狭くて大変なことの一つは大型家具・家電の搬入。
大型家具・家電を運び入れるにあたり、重要な要素となるのは、
階段の天井高
階段幅
です。
天井高はどこも一般的に240cmなのでいいとして、問題は階段の幅。
階段が狭いと、大型家具や家電が家の中から搬入することができず、外からのつり上げで搬入する形になります。
そして、つり上げ費用は1つの家具につき1万円くらい追加で費用がかかります。
家電については、2万から3万かかる場合も。
また、外から搬入、ということは、大きな窓がないとそもそも搬入することができませんので、階段から搬入できるサイズに合った家具を購入する必要が出てきてしまいます。
この辺りのことも、ハウスメーカーの人は直前まで言ってくれませんので、気を付けておいた方が良いです。
我が家の場合は、ソファを階段から搬入することができず、2階からのつり上げでの対応となりました。
また、冷蔵庫を2020年7月に買い替えましたが、その際のクレーンでの対応になりました。
ただ、それ以外の大型家具・家電、ダイニングテーブルや、ベットフレーム、ベットマットなどは、階段から搬入可能でした。
階段の幅は約80cmですので狭いと思われるかもしれませんが、大抵のものは運べます。
また、生活上、80cmであれば特に狭いと思うこともないです。
両面窓があるのが、圧迫感を感じない理由なのかもしれません。
もう少しスペース取れるのであれば、理想は100cm幅は欲しいですが…
ということで、以上が階段スペースについての紹介でした!
最後に、冒頭でもご紹介しましたが…
次の記事で、プロが無料でサポートしてくれるサービスについて紹介しています。
このサービス、初めての家づくりで、多くの失敗を防いでくれるかもです。
なお、既にハウスメーカー・工務店を決めている方は見ちゃダメですよ。
「こんなサービスあったのか」と後悔するかもしれません…