家づくりを始めようと思った時に、気になるのがこれだと思います。
家づくりって何をどんな感じで進めればよいのだろう?
この記事では、そのような疑問を解決すべく、次のコトを書いています。
- 家が建つまでの大体の期間
- 具体的な全体の流れ・スケジュール
- 私たちの場合はどうだったのか
- 家を建つまでのスケジュールで、一番大事な時期とその理由
- 大事な時期にするべきこと
※ 【無料でプロがサポート】家づくりの失敗を防ぐこちらの記事では、家づくりのサービスを紹介。このサービス、初めての家づくりに大活躍かもです。なお、ハウスメーカーを決めた方は、見ちゃダメですよ。「こんなサービスあったのか」と後悔しても遅いので…
では、どうぞご覧ください!
- 土地探しから家を建てるまでの期間とは?【答え:1年は見た方がいい】
- 注文住宅で新築の家を建てるための全体の具体的な流れと期間
- 私たちが、土地探しを始め、注文住宅で新築の家を建てるためにかけた期間
- 注文住宅で家を建てる期間・流れの中で、一番大事な時期とは?
- 注文住宅で家を建てるために事前準備が大切な理由
- 家を建てるために事前準備が大切な理由① 短期間で、決めることが多すぎる
- 契約後は、家を建てるための打合せ・決めることがたくさんあります。
- 家を建てる流れの中で、着工前は、付随してやることが多数
- 家を建てる流れの中で、着工前はかなりバタバタします。
- ハウスメーカー・工務店との契約後は、日程・スケジュールの変更は難しい
- 家を建てるために事前準備が大切な理由② 値引きは契約前が一番大きい
- 着工前までの期間に、事前準備は何すべきなのか?
土地探しから家を建てるまでの期間とは?【答え:1年は見た方がいい】
みなさん、どの程度かかると予想していますでしょうか?
半年??1年??
一般的な話をすると、
人ぞれぞれですが、7か月くらいから1年程度が家が建つまでの期間です。
期間の幅広くない?
でもそうとしか言えないんです。みんなハウスメーカー・工務店を決めるまでの検討期間ってまちまちだしさ!
キャンペーンやってます!と言われてすぐ決めてしまえば契約までの期間は1-2週間でしょう。
一方で、じっくり決める人は、半年たっても決められないかもしれません。
とは言っても、
契約が決まってしまえば、後はみな大体同じスケジュール
です。
というのも、どこのハウスメーカーも、契約後のスケジュールは、典型的なパターンが用意されています。
打ち合わせは何回するのか、何を決めていくのか、ショールームはどこに行くのかetc.
そして、着工(家の工事が始まること)から竣工(家が完成すること)までの期間もある程度決まっています。
なので、契約前については人ぞれぞれだけど、その後は大体期間は同じなのです。
このようなことから、1年程度はかかると思っていた方が良いわけです。
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注文住宅で新築の家を建てるための全体の具体的な流れと期間
では、全体像をこれから見ていきます。
まず、ハウスメーカー・工務店との家づくりの全体スケジュールは、どこも似たりよったりで、以下のような流れで進んでいきます。
# | 月数目安 | やること | 具体的な例 |
---|---|---|---|
0 | 0 – 3 | 事前準備 |
|
1 | 1 – 3 |
ハウスメーカーの決定 |
|
2 | 2 – 3 |
ハウスメーカーと詳細打合せ |
|
3 | 0 |
着工直前・着工日 |
|
4 | 4 – 5 | 着工から竣工までの間 |
|
5 | 0 |
竣工後 |
|
6 | 0 |
引き渡し |
|
冒頭で書いた通り、#0と#1については、本当に人によります。
なので、結果として、冒頭で書いたとおり、
早い人であれば、7か月程度で、長い人であれば1年超
かかります。
ちなみに、これは土地を既に持っている人の話です。
土地をこれから買う場合は、希望の土地がすぐ出てくるとは限らないので、もう少し期間が長くなります。
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私たちが、土地探しを始め、注文住宅で新築の家を建てるためにかけた期間
ちなみに、私たちの場合をざっくり書くと、こんな感じです。
- 2018年12月始めから土地探しを開始。
- 2019年2月に土地の契約・ハウスメーカーの決定。
- 2019年5月末に土地の引き渡し。
- 2019年6月末に着工。
- 2019年11月中旬に竣工。
- 2019年の11月末に家の引き渡し。
具体的には、下の記事に書いてあります。
私たちの場合は、運よくすぐに理想の土地が見つかったんです♪
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注文住宅で家を建てる期間・流れの中で、一番大事な時期とは?
というのもですね…
着工後は私達の方で家づくりに関わることは、ほとんどないんです!!
なので、良い家をつくるには、着工前までが勝負なのです。
でもって、着工前までにより良い結果を残すには、事前準備が何よりも大事です。
もう一度言います。
事前準備で家づくりの満足度が大きく変わります。
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注文住宅で家を建てるために事前準備が大切な理由
なぜ、事前準備が大事なのか。
理由としては2つあります。
- 契約してから着工までの短期間で、決めることが多すぎる
- 契約前の方がハウスメーカーからより大きな値引きを引き出せる
契約してから着工までの短期間で、決めることが多すぎる、とはどういうこと?
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家を建てるために事前準備が大切な理由① 短期間で、決めることが多すぎる
1. 契約後は、家を建てるための打合せ・決めることがたくさんあります。
どこのハウスメーカーも契約後から着工前までの打ち合わせ回数は、
平均して7-10回程度。
これ、2か月から3か月の間の打ち合わせの回数ですよ。。。
ちなみに私たちの場合は…
- 契約後から着工前までの打ち合わせは11回。
- 契約前のハウスメーカーとの打ち合わせは、6回。
- 1回当たりの平均的な打合せ時間は、5時間
- 11回は、2019年の3月中旬から6月中旬の3か月の間に行われました
- 事前打ち合わせの6回は、2019年1月中に全て行われています。
これどういうことかというと、ほぼ毎週週末に打合せがあるんです。
休みの1日がほぼ打合せで潰れます。
そして、朝9時から始めて、14時までお昼も食べずにノンストップでやる。
もしくは、14時位から始めて、20時くらいまでぶっ通しでやる。
こんなのが多かったです。
さらにさらに、打ち合わせでは、決めること、多々あります。
設備(キッチン・お風呂・洗面台等)の仕様確認・決定
デザインの決定(フローリング、クロス等の色を)
間取りの変更・決定etc…
打合せだけで決めきれないことって多いです。結構選ぶのって迷うんですよね…
結果、打ち合わせ以外でも家に持ち帰って考えたり、ショールームに行って比較してみたり、という時間も取られます。
学校に例えるなら、
打ち合わせ = 授業
ショールーム訪問・自宅で考えること = 予習・復習・宿題こなす
みたいな感じですかね。
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2. 家を建てる流れの中で、着工前は、付随してやることが多数
そして、家づくりって打合せ以外でやらなければいけないことも結構多いんです。
契約書作成したり、住宅ローン組んだりと、結構時間取られます!
更に、古い家を建て替える方。
この間に、仮住まいを探して、引っ越しの準備もしないといけないですよ。
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3. 家を建てる流れの中で、着工前はかなりバタバタします。
ようはですね。。。
週末の時間や、仕事終わりの時間を、家づくりに全て取られるのです。
そしてそれだけ時間を取ったとしもですね。。。
その時間でちゃんと納得した決定をできるかどうかはわからないのです。
この期間、本当に、吐きそうになります。
というか、吐きます。変な夢を、何回も見ましたし。。。
私もかなりの疲労感があったなー。結構ストレスになっていたかも。
後から聞いた話です。
家づくりって「夢のマイホームを持てる」と思うかもしれませんが、結構体調崩す人多いようです。
お金のこともありますしね。。
つまり、まとめるとこういうことなんです。
- 事前準備をしっかりしておかないと、結構大変だし、このスピード感についていけない可能性が高い
ついていけないとどうなるか、わかりますか?
中途半場な家になります。満足度も少なくなります。
じゃあ、打合せの期間をもっと長く確保すればいいんじゃない?
と思うかもしれませんが。。
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4. ハウスメーカー・工務店との契約後は、日程・スケジュールの変更は難しい
彼等には、会社としての営業ノルマがあり、利益目標があります。
私達との契約というのは、その利益目標の一部なのです。
また、この契約数や着工・竣工の数というのは、彼らのインセンティブボーナス(変動ボーナス)に直結していることが多いのです。
ようは、打合せ期間を延ばしてゆっくりやるというのは、彼らの身銭を切ることに。
会社の中で有能な人間というのは、絶対にそんなことはしません。
有能でない人間は、延ばすことができるかもしれません。ただ、そんな人たちが担当についたら、家づくりそもそも満足できませんよ。
そして、ハウスメーカーは数多くの顧客を抱えています。
工事も同時並行して行われるので、打合わせ期間を変えられると、ハウスメーカーとしても全体の工事計画を変更しなければなりません。
結局は、お客様一人一人の都合に合わせて期間を変えるのは、
ハウスメーカーにとって、非効率であり、意味のないこと。
なので、契約後から着工までの期間というのは、
自分達でコントロールできないもの、と思っていた方が良いのです。
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家を建てるために事前準備が大切な理由② 値引きは契約前が一番大きい
もう一つの理由ですが、これは当たり前の話ですよね。契約前の方が一般的に割引率がは高くなります。
そりゃあ、ハウスメーカーは契約を取りたいですからね。。。
それに、契約を取ってしまえば、その後キャンセルされることも圧倒的に少なくなりますしね。。
つまり、この契約を取り交わす際に、重要なことが、何度も言いますが、
事前準備をして、自分の希望を可能な限り全て網羅し、見積もりに反映させることが大事なんです。
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着工前までの期間に、事前準備は何すべきなのか?
そう思う方が多いでしょう。
安心してください。
このサイトで、最低限考えておいた方が良いことは記事にします。
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1. 注文住宅で新築の家を建てるためにしなければいけない4つのこと。
やることはたくさんあるとは思いますが、ざっくりと表すと、4つです。
- 土地のポテンシャルを知ること(土地についての知識はこちらで確認できます)
- どんな家が欲しいか、整理し、優先順位をつけること
- 自分の出せる金額を把握しておくこと(MAXで出せる額と生活的に苦しくない範囲で返せる額の2つを計算する)
- 三種の神器(三角スケール、メジャー、フリクション)+ できればマイホームデザイナーを用意すること
これらを準備しておけば、ある程度は対応することができます。
こちらの詳細については、次の記事をご確認下さい。
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2. 事前準備の段階で注文住宅の予算は決める必要がある?
最後に、予算の話です。予算については、注文住宅を建てるにはいつ頃決めればいいのでしょうか。
よくサイトを見ていると、事前に予算も決めましょう、と良く書かれている記事を見かけます。
私たちは、この書いている人たち、家づくりのことわかっていないなと思っています。
考えてみてください。
自分が要望を叶える家が、どれくらい金額するか想像つきますか?
2000万?3000万?
正解は、
人それぞれ。
注文住宅ですから、正解はないんです。
予算をハウスメーカーに言ったら、その金額に合わせた仕様のもので見積もり書を作成されちゃいますよ。。
ちなみに、皆さん坪単価、という言葉を聞いたことあると思いますが、これ、
ハウスメーカーが使っているものは、全くアテになりません。
だって、各社それぞれ定義違うし、自分達の都合のいいように言ってますから。
坪単価で参考になるとすれば、次の2つ。
- 住宅着工統計
- 住宅金融支援機構の調査
ちなみに、この調査を使って、こちらで建築費用の平均について記事にしています。。
ですが、これらもあくまで平均的なもの。
なので。自分が建てたい家にそのまま当てはめることなんてできません。
ただし上の事前準備に書いた通り、自分が家づくりに出すことのできる金額だけは、事前に考えておいた方が良いです。
結局ですね。結論としては、こういう順番が理想的なのです。
- 事前準備をしっかりやる
- 自分が要望を出し切った後で、相見積もり(複数のハウスメーカーに見積もりを取ること)を取る
- 相見積りで出てきた金額と、自分が当初考えていた金額を比較する
- 金額のバランスを考えて要望の足し引きをする、かつ値引き交渉をし、ハウスメーカーを決める
と、以上が新築の家を建てるまでの期間についてと、この期間の中で大事なことや理想的なスケジュールについて書いてきました。
この記事が家づくりの参考になれば幸いです!!
最後に、冒頭でもご紹介しましたが…
次の記事で、プロが無料でサポートしてくれるサービスについて紹介しています。
このサービス、初めての家づくりで、多くの失敗を防いでくれるかもです。
なお、既にハウスメーカー・工務店を決めている方は見ちゃダメですよ。
「こんなサービスあったのか」と後悔するかもしれません…
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