住宅ローンの審査って勤続年数が短いと何か影響が出るのかしら?不安だわ…
勤続年数が短くても、影響が少ない銀行もあるよね?今は転職も普通になってきているし…
住宅ローンを組む際に、私たちが一番気にしているは次の2つです。
借入可能額
金利
ですが、勤続年数が短いと「条件が悪くなってしまわないかな…?」と心配になると思います。
そこで、この記事では、勤続年数が短い場合、住宅ローン審査でどう影響するのかをまとめました。
※ 【無料で簡単】失敗を防ぎ、時短にもなる住宅ローンのサービスこちらの記事で私たちが紹介しているサービスは、住宅ローン選びに役立つかもです。なお、既に借入先を決めた方は、見ないでください。「使っておけばよかった」となると困るので…
住宅ローン審査で勤続年数が短い場合はどうなる?【事実:面倒です】
本題に入る前に、勤続年数が「短い」というのは、何年が基準なのか疑問ですよね。
大抵の銀行は、3年を超えるか超えないかが基準です
そして、3年未満だと、色々なことが面倒。
具体的には、次の3つの面です。
- 審査申込可能な銀行が絞られる
- 追加書類の提出が必要
- 借入条件に影響する
それでは、一つ一つ見ていきます。
<目次に戻る>
勤続年数が短いと審査申込できない銀行がある
銀行によっては、申込条件の中で、「勤続年数」を明確に記載しています。
こうした銀行では、条件に記載された「勤続年数」に達していないと、審査を受けることができません。
金利条件の良い銀行で、勤続年数の制限を設けている銀行は、次のようなところがあります。
- りそな銀行:1年(変動金利:0.47%~)
- 新生銀行:2年(変動金利:0.45%~)
- 横浜銀行:3年(変動金利:0.44%~)
- きらぼし銀行:3年(変動金利:0.45%~)
ちなみに、上の記事で調べた中では、28行中、12行が何かしらの基準を持っていました。
ただ、逆を言えば、それ以外の銀行は、勤続年数は申込段階では問わないということです。
例えば、金利条件の良いネット銀行は、イオン銀行を除き、申込に制限はありません。
イオン銀行の基準も、「半年」という短い基準になっています。
<目次に戻る>
勤続年数が短いと追加書類の提出が必要
勤続年数が短いと、必ず出さなければいけないのは、「職務経歴書」です。
実際、私は家づくりを始めたときは、勤続年数が3年に少し足りませんでした。
このタイミングで仮審査申し込みを行った銀行からは、「職務経歴書の提出をお願いします」と言われました。
- 三井住友信託銀行
- じぶん銀行
- みずほ銀行
なお、職務経歴書のフォーマットのルールは、銀行によって違います。
所定のフォーマットもあれば、自分で好きに作って送る銀行も
例えば、じぶん銀行は所定のフォーマットを持っています。
一方で、三井住友信託や、みずほ銀行などは、自分で作成したものを送るような形でした。
また、転職したばかりの場合は、それ以外にも追加資料を提出する必要があります。
例えば、多くの銀行から、次のものを求められます。
- 転職後の給与明細(〇〇か月分)
- 雇用契約書・採用通知書
- 年収見込証明書
このように、勤続年数が3年未満だと、数多くの追加資料を提出しなければなりません。
多くの方は住宅ローン審査を複数銀行に申込むと思うので、追加資料の提出は手間になります。
<目次に戻る>
勤続年数が短いと借入条件に影響する
勤続年数が短いと、審査に何かしらの影響があります。
ただですね…
ぶっちゃけ、どう影響するかはわかりません
- 勤続年数の短さ、会社の規模感、転職背景…
- 銀行の審査基準
それぞれ違ってくるので、何とも言えないのです。
参考に、私のケースをお話します。
旦那は、家づくりを始めた当初、勤続年数は「3年」前後。3年未満で申込した銀行、3年超で申込した銀行両方あったんです。
3年未満の住宅ローンの借入条件は、次のとおり。
- 借入希望金額は確保できるが、金利が高め
- 金利は低いが、借入可能額は低め
この両パターンしか結果は出ませんでした。
一方、3年超で出した銀行での借入条件は…
借入金額も、金利も「希望通り」
実際、条件が決まるのは勤続年数だけではありません。
その他にも、資産額、年収、担保価値etc.と要因は様々です。
ですが、私たちの場合、勤続年数以外の条件は同じ。
つまり、勤続年数が「3年」を境に、条件に違いが出る可能性は誰にでもあるのです。
<目次に戻る>
住宅ローン審査にベストなタイミングは3年
というわけで、勤続年数が短いと借入条件に影響を与える可能性があります。
そして、私たちのケースでいうと、3年が経つか経たないかで結果に大きな違いがありました。
というわけで…
転職後3年経った後の住宅ローン借入がおすすめ
それに、私の経験からすると、転職直後は色々とバタバタするもの。家を買う前に、まずは、仕事の整理を優先すべきです。
<目次に戻る>
どうしても必要な場合は複数銀行へ申込を
そうはいっても、個々人で事情は違いますし、勤続年数が短くても借入が必要な人はいると思います。
結局家を買うのはご縁や運もありますし、タイミングが重要ですしね…
なので、そうした際には、「一つでの数多くの銀行に審査申込をすること」だと考えます。
- 銀行の審査基準は異なるので、どの銀行が良い条件を出すかは分からない
これが数多くの銀行に審査申込すべきである理由です。
私たちも、合計10行以上に審査を依頼し、最後の最後で借入金額・金利共に一番良い条件を勝ち取りましたし…
とは言っても、住宅ローンに多くの時間を割くことができない方も多いはず。
そのような方は、次の記事にある方法を使えば、条件の良い住宅ローンを、効率的に探すことができるかも。
というわけで、以上が住宅ローン審査で勤続年数が短い場合についてのお話でした。
短いと条件に影響を与える可能性があったり、手間が追加でかかってきます。
年数が「3年」を超えるまで待てる方は、3年を過ぎてから住宅ローンを借入することをおすすめします。