私たちの家が総額でどの程度かかっているのか、という点については以下の記事でまとめました。
ただ、オプション項目がありすぎて、上の記事には入れることができませんでした。
なので、ここからは少しずつ我が家が追加したオプションについてお話していきたいと思います。
正直、
「これってオプション?」
みたいなものも結構入ってるんですが、その辺はハウスメーカーのさじ加減なので、ご容赦を。
ちなみに、この記事は全体像で、それぞれの詳細は以下の記事でまとめています。
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私たちの注文住宅のオプション費用総額
ここの記事では、まずは私たちの費用として発生したオプション一覧についてを書きたいと思います。
私たちの家のオプション費用の合計は約1,124万円。なかなかパンチの効いた額です。
契約前に入れていた額と、実際にかかった額は次のような形です。
- 契約前: 991万円
- 実際のオプションでかかった額: 1,124万円
- 差額: 132万円
ただ、増加分は、他のところで割り引いた分で相殺しています。
というのも、実は、契約後に色々とありました。その中で、不動産仲介会社・売主様と交渉し、
土地:100万
仲介手数料:40万
の合計140万円、当初予定していた契約金額から引いてもらうことになりました。
なので、この減った分を家の仕様に回した、というような形です。
つまり、合計で見ますと、
最初の見積もり費用と変わりなかった
という結果でした。
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具体的な私たちの注文住宅のオプション費用の一覧
では、内訳についてどうぞご覧ください!
# | 詳細 | 税込金額(万円) |
---|---|---|
1 | 準耐火構造割増 | 121.3 |
2 | 現場管理費 | 74.1 |
3 | 雁行加算 | 33.4 |
4 | 看板・仮囲い・仮設費用 | 31.3 |
5 | 構造計算料 | 29.2 |
6 | 下屋加算 | 27.8 |
7 | ルーフバルコニー造作 | 233.4 |
8 | 床暖房 | 79.8 |
9 | 階段関連 | 48.4 |
10 | カップボード追加 | 36.7 |
11 | ハイスタッド | 32.4 |
12 | 建具関連 | 30.3 |
13 | 洗面台 | 20.8 |
14 | ルーバー設置工事 | 24.8 |
15 | 庇造作工事 | 16.5 |
16 | キッチンサイドパネル追加 | 15.4 |
17 | クロス変更差額 | 15.3 |
18 | 3階主寝室 非常用侵入口 | 15.1 |
19 | 2階リビング 掃き出し窓 | 13.2 |
20 | シューズボックス | 8.1 |
21 | 窓ガラス・サッシ変更差額 | 10.7 |
22 | 玄関ドア・タッチキー | 10.5 |
23 | バスルーム | 9.4 |
24 | キッチン変更差額(フルガラスパーテーション) | 9.0 |
25 | 追加収納 | 8.7 |
26 | カウンターデスク造作工事 | 8.6 |
27 | 床関連 | 7.1 |
28 | 可動棚 | 6.0 |
29 | 2階パントリー | 5.1 |
30 | 2階トイレ手洗い追加 | 4.1 |
31 | 居住用浴室仕様変更 | 2.7 |
32 | ニッチ造作工事 | 2.2 |
33 | 下地 | 2.0 |
34 | 室内物干し | 1.3 |
35 | コンセント変更差額 | 1.2 |
36 | LAN通線工事(賃貸) | 0.9 |
37 | 2階キッチンタオル掛け追加 | 0.9 |
38 | 玄関手すり追加 | 0.8 |
39 | キッチン背面配線加工費 | 0.8 |
40 | タオル掛け追加 | 0.4 |
41 | 床遮音追加工事 | 38.8 |
42 | 洗面台 | 4.5 |
43 | キッチン | 24.6 |
44 | ユニットバス | 23.9 |
45 | 賃貸玄関回り | 22.7 |
46 | シューズボックス | 4.2 |
47 | 賃貸仕様変更 | 4.0 |
48 | LAN通線工事(賃貸) | 1.9 |
合計 | 1,124 |
この内訳なんですが、
#1から#6が、これってオプション?と思っているもの
#7から#40が、自分たちの居住部分の追加費用
#41から#48が、賃貸部分の追加費用
という形になっています。
そして、それぞれ金額の大きい順に並べてみました。
この記事では、まず、#1から#6について詳細お話していきたいと思います。
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注文住宅のオプション① 準耐火構造割増 121.3万円
私たちの家がある地域は準防火地域でした。
というか、ほとんどの地域が首都圏だとこの地域、そうでない場合は防火地域に該当するんじゃないでしょうか。
なので、3階建てで家を建てるとなると、準耐火建築物にしなければならず、その仕様にするための費用がこのように大きくかかっています。
ハウスメーカーの計算上、1㎡=1万円、という計算で、121.3万円かかっているような形になっています。
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注文住宅のオプション② 現場管理費 74.1万円
これ正直なんの費用かいまいちわかりません。
話によると、次のものが入っているようです。
- 前面道路が狭かったので、資材の搬入時などの交通整理にかかる費用
- 車の駐車場代
- 現場の保険料
- その他諸経費(なんじゃそりゃ)
ハウスメーカーの計算上、1坪 2万円で計算しているとのことです。
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注文住宅のオプション③ 雁行加算 33.4万円
私たちの家の場合は、凸の形をしている家です。
で、この雁行加算というのは、この凸の部分に対して追加でかかる費用です。
ようは、手間賃ですよね。
実際、家の形としては、正方形や長方形のように、4辺からなるシンプルなものがお金がかからないようです。
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注文住宅のオプション④ 看板・仮囲い・仮設費用 31.3万円
写真で見るとわかりやすいので、こちらをどうぞ!
看板は、このとおりのもので、「ご迷惑おかけします」みたいなものが書いてあったり、建築計画が書いてあったりするようなものです。
写真の中で、うらっ返しになって使われていない看板は、中古層条例に基づく建築計画についての看板。
私たちの家だけでなく、こんな感じで見えなくされている現場多いと思います。
で、仮囲いは土地の周りを囲っている部分のこと。
仮設は、家を作るために、周りに作っている足場のことです。
平屋だと仮設はかからなさそうですし、仮囲いも旗竿地とかだとほとんど必要ないからオプション扱いなんですかね…
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注文住宅のオプション⑤ 構造計算料 29.2万円
構造計算は2階建てまでのものであればしなくてもよいそうなのですが、3階建て以上になると絶対必要になってくるようです。
構造計算って面倒ですからね。まあ、このくらいの費用が掛かってくるのは当然かなと。
ちなみに私たちの家は耐震等級3です。
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注文住宅のオプション⑥ 下屋加算 27.8万円
下屋ってなかなか説明しにくいんですが、玄関のポーチ部分の屋根のところです。
私たちの家で写真で見ると、以下の部分ですね。
この部分があるから、お金が追加でかかりますよっていう費用です。
ようは、結局これも手間賃ですね。
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これらの項目は、オプションなのでしょうか…
こんな感じで、結構家の形、敷地、そして、建築物の構造によって、
「これって大したことないんじゃない?」
と素人目に思うようなことに対しても、お金が色々とかかってきます。
そして、私たちなんかは、準耐火仕様とか、現場管理費とか、仮設の費用とかって、
ほとんどの家でかかるんじゃない?!って思うんですよね。
で、結局こういうところから、
「お客さんに言う坪単価を安く見せたいから、オプションにしてるんじゃないのー?」
と思うわけですよ。
だから、以下の記事でも書いた通り、坪単価ってあてにならないと思うわけです。
と、以上がオプションについての記事第一弾でした!
最後に、冒頭でもご紹介しましたが…
次の記事で、プロが無料でサポートしてくれるサービスについて紹介しています。
このサービス、初めての家づくりで、多くの失敗を防いでくれるかもです。
なお、既にハウスメーカー・工務店を決めている方は見ちゃダメですよ。
「こんなサービスあったのか」と後悔するかもしれません…
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