スーモの調査によると、8割の方は家づくりが初体験!
ということで、家づくりを始めようした多くの人は、こう思います。
家づくりって、何からすればいいんだろう?なんかムズカしそうだぁーー!
どうやったら自分たちの理想が詰まった家を、安く家を買うことができるんだろう?みんなどうやって家建ててるんだろう?
ちなみに、私たちも同じようなことを思いました。
家づくりの流れについては、下の記事にまとめているんですが。
この記事では、自分たちの理想をつめこんだ家を建てるために一番大事な、「事前準備」、特に「要望整理」の詳細について、具体的に見ていきたいと思います。
すいません、この記事をまとめていたら、10000字を超えてしまいました…
ただ、この記事だけ見れば、家づくりの事前準備として何をすればよいか、わかるようになっています。
なので、ブックマークに保存して頂いて、何回も繰り返しみたり、少しずつ読み進めていって頂ければと思います。
- 事前準備の具体的にする4つのコトを知ることができます
- 事前準備の中で特に重要な「要望整理」について、整理すべき4つのことと、整理するための5つの方法について知ることができます
- 土地を既に持っている人が確認すべき土地の条件と、シミュレーションの方法について知ることができます
- 土地をこれから買う人が確認すべきことと、考えておいた方が良いことについて知ることができます
- どのタイミングでハウスメーカー・工務店に相談すべきか、そして、どのようにハウスメーカー・工務店に依頼することがラクチンなのか、知ることができます
※ 【無料でプロがサポート】家づくりの失敗を防ぐこちらの記事では、家づくりのサービスを紹介。このサービス、初めての家づくりに大活躍かもです。なお、ハウスメーカーを決めた方は、見ちゃダメですよ。「こんなサービスあったのか」と後悔しても遅いので…
- 家を建てるための順序・手順について【事実:事前準備が超重要】
- 事前準備の中で、一番大事なのは、要望整理です。
- こだわりの詰まった理想の家を建てるために、まとめておきたい要望は主に4つです。
- 理想の家を建てるための要望整理① 建物自体の性能
- 理想の家を建てるための要望整理② デザイン(内装・外装両方)
- 理想の家を建てるための要望整理③ 設備・建材のレベル
- 理想の家を建てるための要望整理④ 間取り
- 自分たちにとって理想を見つけて、要望を整理する方法
- 理想の家のデザインと間取りを見つける方法① ハウスメーカーのカタログを取り寄せる
- 理想の家のデザインと間取りを見つける方法② 写真共有サイトを使う
- 理想の家のデザインと間取りを見つける方法③ 住宅設備メーカーのショールームに行く
- 理想の家のデザインと間取りを見つける方法④ ハウスメーカーのサイトを見てみる
- 理想の家のデザインと間取りを見つける方法⑤ 本を読む
- 理想の家について整理できたら、土地ついて考えてみましょう。
- 土地が既にある場合は、その土地の条件を確認する必要があります。
- 理想の家を建てることができるか、確認する必要があります。
- 面倒臭くても、ざっくりとしたシミュレーションはしましょう。
- 自分でシミュレーションする場合は、アプリを使って見た方が良いです。私たちは手書きでしたが。。
- ハウスメーカー・工務店に頼む場合は、一括サイトで頼んだ方がラクチンです。
- +αですが、土地を既に持っている人は、敷地調査は事前にやっておいた方がベストです。
- 土地をこれから買う人は、理想の家を建てることのできる土地を探そう
家を建てるための順序・手順について【事実:事前準備が超重要】
まず、端的に表すと、事前準備とは次の4つのことです。
- 土地のポテンシャルを知ること
- どんな家が欲しいか整理し、優先順位をつけること
- 自分の出せる金額を把握しておくこと(MAXで出せる額と生活的に苦しくない範囲で返せる額の2つを計算する)
- 三種の神器(三角スケール、メジャー、フリクション)+ できればマイホームデザイナーを用意すること
これらをどうやって順序立ててみていくのか、ということなんですが、次の2つはすぐに準備・確認することができます。
- 自分の出せる金額を把握しておくこと(MAXで出せる額と生活的に苦しくない範囲で返せる額の2つを計算する)
- 三種の神器(三角スケール、メジャー、フリクション)+ できればマイホームデザイナーを用意すること
お金の方は、ハウスメーカー・工務店に相談する前であれば、どのタイミングで考えてもよいと思います。
一方で、次の4つについては、家づくりを始める前の段階で準備をしていた方が良いです。
- 三角スケール
- メジャー
- フリクション
- マイホームデザイナー(可能であれば)
なので、この辺りは以下の記事を読んでささっと準備しちゃいましょう。
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事前準備の中で、一番大事なのは、要望整理です。
で、この4つの実は何よりもまず一番重要なのは、
どんな家が欲しいか整理し、優先順位をつけること。
要望をどれだけしっかりまとめるかで、家づくりの満足度に確かに全然違うよね!
要望を全部契約する前に入れておけば、値引きも大きく引き出せるし、契約後に費用が増えていく、なんてこともないですしね♪
ということで、ここからは、要望整理についてしっかりと見ていきたいと思います。
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こだわりの詰まった理想の家を建てるために、まとめておきたい要望は主に4つです。
端的に言うと、まとめておきたいコトは4つです。
- 建物自体の性能
- 家のデザイン
- 設備・建材のレベル
- 間取り
それでは次から、それぞれを詳しく見ていきます。
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理想の家を建てるための要望整理① 建物自体の性能
これは目に見えない部分のことです。
特に、次の3つのコトは最低限まとめておくべきだと思います。
どの程度地震に強い家が良いのか?
どの程度の断熱性能を持った家が良いのか?
どの程度長持ちする家を希望するのか?
ただ、どうやってこれ決めていいのかわからない、ということありますよね。
安心してください!
こうした性能については、住宅性能評価の数値でざっくりまとめればよいです。
住宅性能評価というのは、簡単に言うとこんな感じです。
「国が定めた基準により、住宅を簡単に数値比較することができる評価制度」
全部で10項目評価するポイントがありまして、それぞれが等級に応じて評価されます。
数値で評価できちゃうから、細かいことがわからなくても安心だね!!
そして、私たちがこのうち気にした方が良いと思うのが、この10項目のうち、先ほど言った3つの部分なのです。
住宅性能評価では、次の項目で表されます。数値が大きければ大きい程良いです。
- 地震への強さ: 耐震等級(等級1から3)
- 断熱性能: 断熱等性能等級(等級1から4)
- 家の耐久性: 劣化対策等級(等級1から3)
ちなみに、私たちはこの評価制度を受けた(任意ですし、やらなくてもいいです)のですが、3つの各項目は次のように全て最高等級となっています。
耐震等級:3
劣化対策等級:3
断熱等性能等級:4
ちなみに、長期優良住宅申請の評価項目も、この評価に準じています。
この辺りの詳しい内容は、住宅性能評価・表示協会のサイトを見ると知ることができます。
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理想の家を建てるための要望整理② デザイン(内装・外装両方)
人の好みというのは千差万別。ということで、家のデザインに対しての好みも人それぞれで、この部分に関しては基準がありません。
ここで一番大事なのは、これ。
自分たちが納得のいくデザインの家づくりをすること
で、ここでは家の中だけではなくって、外観についても整理しておく必要があります。
例えば、私たちはスタイリッシュな家、ホテルライクな家、そしてシンプル!というのがコンセプトでした。
でも、家族の中で意見が分かれたらどうすればいいの?
基本は奥さんの意見を反映させることだよね!でも、旦那さんの意見を取り入れる場所も少しは見つけたいね!
というわけで、私たちの場合、旦那の好みを入れているのが、書斎・寝室。ここあんまり使わないですしね。
で、その他が妻の好みなわけですよ。子供部屋とか、リビングとか。
この辺りどういう家づくりしているかは、Web内覧会でどうぞ!
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理想の家を建てるための要望整理③ 設備・建材のレベル
設備というのは、主には次の4つのものを指しています。
- お風呂(バスルーム)
- キッチン(カップボード含む)
- 洗面台
- トイレ
これらって絶対家にはついてますし、値段も他に比べてかかってくるものなので。
ここでの設備のレベルというのは、
どういう機能を持っているものが良いのか?
どういう素材を使ったものが良いのか?
を決めていきます。
例えば、トイレだったら、
タンクレストイレがいい?
それとも普通のものでいい?
お掃除が楽にするために自動で泡で掃除してくれるトイレがいいかな?
手洗いはつけた方がいいのかな?
なんかがあるかと思います。
また、キッチンでいうと、
キッチンの天板って何がいい?水晶?普通のステンレス?人工大理石?
カップボードってつけた方がいいのかな?
なんかがあると思います。
ようは、この4つの設備について、こうしたことを具体的に要望を整理しておくわけです。
また、建材というのは、主に2つ。
- ドア
- フローリング
例えば、ドアですと、
ドアの高さってどのくらいがいいんだろう?
ドアって引き戸が良いかな?それとも普通のドア?
なんかがあります。
また、フローリングですと、
フローリングは天然の木かな?それとも、普通の合板でいいかな?
フローリングは幅広タイプ?
なんかがあります。
こうした設備・建材のレベルも
正解はなく、自分たちの納得のいくものを取り入れることが大事。
この辺りを適当にしちゃうと、各ハウスメーカー・工務店のお得意パターンで作られていっちゃいますよ。
決めること一杯でたいへんだー!こんなに家づくりって決めることがあるんだね!
それが注文住宅のいいところなんだよ!大変だけど、一つ一つ自分たちの好きなものにしていけるからね♪
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理想の家を建てるための要望整理④ 間取り
最後に、まとめなければいけない間取りについて。
この時点では、スペースのどこにどう配置していくかは考える必要はありません。
あくまで、各スペースの広さと数を把握することが必要。
で、家の間取りの基本構成は、次の8つです。
- リビングダイニングキッチン
- 寝室
- トイレ
- 洗面スペース(風呂脱衣所)
- 風呂
- 玄関
- 廊下
- 階段(平屋を除く)
- 収納スペース
- バルコニー(平屋を除く)
これはどの家も必要となるスペースで、なくすことはできません。
この構成をベースに、追加で欲しいスペース(例えば、書斎など)があれば追加し、理想の家を具体的に考えていきます。
で、私たちが思うのが、この中でまず最初に決めなきゃいけないことは2つ。
寝室の部屋の数と各部屋の希望の広さ
リビングダイニングキッチンの広さ
なぜなら、この2つが家の大部分のスペースを占め、かつ生活に大きく影響する部分だから。
寝室は、家族構成や希望にもよると思います。
例えば、夫婦で別々の寝室が欲しい!とかってなると、部屋の数増えますし、逆に一緒でいい!っていうのであれば、部屋は少なくて済みます。
リビングダイニングキッチンの広さは、とりあえずこの段階では、何畳くらい欲しいか、を考えておけばよいと思います。
ちなみに平均的なリビングの広さは、16畳から20畳のようです。私たちの家の場合は、約18畳のリビングです。
そして、次に考えなければいけないのは、次の4つ。
- お風呂のサイズ:
1616サイズと言われる1坪サイズのお風呂が一般的と言われています。なので、これよりも大きいのか少ないのか、という視点で考えればよいと思います。
ちなみに都心のマンションだと、1317サイズという、若干バスタブが狭めのタイプが主流のようです。
- トイレの数と広さ:
最近の家ですと、各階に1つずつあるようですが、これもハウスメーカーによって基準が違うはず。
- 玄関スペース:
狭い場所で有効にスペースを活用する場合
- 収納スペース:
クローゼットやパントリーなど、各部屋にどの程度のスペースを置きたいかを考える必要があります
この辺りを決めておけば、スペースをどう活用していくかがある程度決まっていくわけです。
なるほどー、要望ってこういうことなんだね!でも、間取りのサイズとか畳数ってイメージわかないなー。それに、デザインだって設備の仕様のレベルとかも、何があるかわからないし。。。。この辺りどうすればいいのかな?
いい質問だね!それはこれから説明するね!!
それでは、次にこれらのデザイン、仕様レベル、間取りの要望を整理するために役立つ方法を見ていきたいと思います。
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自分たちにとって理想を見つけて、要望を整理する方法
要望を整理する、と言っても、自分たちの要望が良くわかっていない。
私たちもそうでした。
なので、色々と考えていく必要ががあるのですが、その時にとても役に立ったのが、これ。
実例やアイディアをとことん見ること。
たくさん実例やアイディアを見ていくと、自分たちの好みや希望と言うのがわかってきます。
とにかく、見て、気に入ったものをどんどんブックマークに追加するなり、付せんを貼っておくなりしておくわけです。
で、これは事前準備に非常に重要なことなんですが…
この時点では住宅展示場にはいかないで!
というのも、住宅展示場には営業マンがいます。私たちが実際住宅展示場に行った感想は、これ。
営業のやつら、マジでしつこい…
私たちの都合なんかお構いなしに話しかけてくるし、個人情報もとりたがるし、一体なんなんだ。。。。。
私たちにとってはノイズになってうるさいですし、付け込まれると、私たちのスケジュールとか関係なしにプラン提案してきたりされます。
そして、営業担当が一回ついてしまうと、その人間が以降も担当してくる可能性が高いです。
まあ、彼等は会社からお給料をもらっているわけで、生活もかかっているので当たり前ですが。。。
なので、この時点では、次の5つのことで、効率よく実例やアイディアを手に入れて要望を整理しておきましょう。
- ハウスメーカーのカタログを取り寄せる
- 写真共有サイトを見る(Pinterest・Roomclip・Instagram)
- ショールームに行く
- ハウスメーカーのサイトを見てみる
- 本を読む
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理想の家のデザインと間取りを見つける方法① ハウスメーカーのカタログを取り寄せる
ハウスメーカーはそれぞれ実例集を持っていて、これが役に立ちます。
で、この時点では先ほど言ったとおり、ハウスメーカーの営業とはまだやり取りはしない方が良いです。
ではどうやって取得するかと言うとですね…
- ハウスメーカーのサイトからカタログ請求をする
- 一括資料請求サイトで資料請求する
楽なのは、一括資料請求サイトからの資料請求です。
確かに、情報を入力するの一回で済むもんね♪
持ち家計画 という、注文住宅を考える方向けの総合情報サイトがあります。
全ては網羅していないんですが、ここで結構な数のハウスメーカーの資料を得ることができるので、とっても良いですよ。
ちなみに、複数のカタログを見た中で、私たちが参考になったなーと思ったのハウスメーカー(デザインが好みだったものが多かった)のは、次の2つ。
ミサワホーム
住友不動産
住友不動産は持ち家計画 でカタログ請求可能です。
ミサワは提携していなので、興味があれば、会社ホームページから直接資料請求しちゃいましょう。
なお、各ハウスメーカーのホームページでカタログ請求する場合も、一括サイトで請求する場合も、カタログ請求後に電話で直接会って相談しないか勧誘されるかもしれません。
ただ、この場合は、余計な情報を与えなければOK。
「まだ計画段階なので、今の段階では直接相談は不要です」とだけ言っておきましょう。
電話の方が顔も見えないし、断りやすいですからね。
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理想の家のデザインと間取りを見つける方法② 写真共有サイトを使う
今ではSNSで家についての情報もたくさん得ることができます。家づくりと相性の良いサイトは次の3つ。
- Pinterest(ピンタレスト)
- Roomclip(ルームクリップ)
- Instagram(インスタグラム)
特に、Pinterestがおすすめです。
家づくりしていた時は、毎日のようにPinterestを見ていました。
ちなみに、私たちのアカウントはこちら。結構な数、ピンしてます。とにかく手当たり次第って感じですね。
Roomclipはどちらかというと、インテリア雑貨や収納、家具なんかをどうしていくかを考る時に使うのがメインかなーとも思います。
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理想の家のデザインと間取りを見つける方法③ 住宅設備メーカーのショールームに行く
ショールームはアイディアの宝庫です。
実際、ショールームに行って、これ取り入れたい!というポイントはたくさんありましたし、色々と住宅設備も比較することができます。
そして、家を売ることを目的としている住宅展示場とは違い、ショールームはメーカー達が、自分達の商材のすばらしさを伝える場所。
なので、家を売る勧誘もありません。
ショールームはドリンクも飲み放題だしね♪(笑)
みんなショールームに行くようになるのって、ハウスメーカーと契約した人が多数!
でもここに行くのは、ハウスメーカーに相談する前に本当は行くべきなんですよね。
それに、ショールームって色々見るところがあって、楽しいですよ。
私たちの場合、例えばですが、次のようなところで参考になりました(この他にも色々参考になった例はあります!)。
キッチンの天板 (デクトンのショールーム)
リビングのアクセントクロスのアイディア (サンゲツ品川ショールーム)
特に、次のメーカーのショールームが、私たちのおすすめリストです。
- サンゲツ:壁のデザインの好みを知りたいときにおすすめです。紙(クロス)を考える時に良いです。カーテンなども取り扱っています。
- リリカラ:壁のデザインの好みを知りたいときにおすすめです。紙(クロス)を考える時に良いです。カーテンなども取り扱っています。
- リクシル;内装・外装含め、ほとんどの設備や建材がそろっています。
- パナソニックリビング:内装・外装含め、ほとんどの設備や建材がそろっています。照明も扱っています。
- ダイケン工業:フローリング材や建具のメーカーです。
- アイカ工業:メラミン材を扱っているメーカーです。デザイン性に優れています。
- TOTO:こちらは水回り専門です。
- オーデリック:照明専門のメーカーです。
東京近郊ですと、新宿に比較的ショールームが集結していますので、おすすめですよ!
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理想の家のデザインと間取りを見つける方法④ ハウスメーカーのサイトを見てみる
ハウスメーカーのサイトにも、実例集というのを結構なサイトで載せています。
大きさ別とか、地域別とか、色々な角度から載せているので参考になります。
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理想の家のデザインと間取りを見つける方法⑤ 本を読む
間取りのヒントとなるような本を読むことも、要望をまとめる時に役立ちます。
ちなみに私たちが買ったのは、次の2つの書籍です。
これらの本全ての内容が役に立った、というわけではありませんが、とっかかりとして読んでおくには損はないと思います。
ここまでがざっくりとした要望の整理についてでした!次に、土地と要望との関連性についてお話しますね。
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理想の家について整理できたら、土地ついて考えてみましょう。
ここで、ようやく4つの事前準備の中の「土地のポテンシャルを知る」という部分が出てきます。
これは、
土地を既に持っている人
土地を持っていない人
で確認する方法が違ってきます。
???どういうこと???
それはこれから説明するよ!
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土地が既にある場合は、その土地の条件を確認する必要があります。
まず、家を建てるにはルールがあり、その土地に建てることのできる家の大きさというのは決まっています。
ルールなどについては以下の記事を見ていただければわかります。
<目次に戻る>
理想の家を建てることができるか、確認する必要があります。
土地を既に持っている人の場合、家を建てられる最大限の広さは既に決まっているわけです。
つまり、ここで何が調べればいいのかというのは、次のことなんです。
- その土地で、今まで出してきた広さに対する要望を、全て叶えられるかどうかを確認する必要がある。
ここは、どちらかというと、お金のこととか、設備のグレードと言った点で叶えれるどうかという話ではありません。
理想とする広さを、その土地で家を建てる時に、叶えられるかどうかをチェックする。
これがここでの目的です。
ここで、
理想を叶えるために必要な広さ < その土地で建てることのできる広さ
であれば、問題なく家づくりを進められます。
これが逆に、
理想を叶えるために必要な広さ > その土地で建てることのできる広さ
となってしまうと、どこを削るか考えなければいけないわけです。
で、実はこの辺りの話になってくると、少々厄介になってきます。
自分でシミュレーションしたり、間取りの配置を考えていったりすることはできるのですが、手間と時間はそれなりにかかります。
ということで、
- 手間を惜しんでも自分で考えたい人: 自分でシミュレーションして、間取りの配置も考える
- 手間を省きたい人: ハウスメーカー・工務店に相談
となるわけです。
わたしはもうわからないからこの辺りパスだー。。。。
僕はこういうの好きだから自分でやるなー!
私たちは土地を持っていませんでしたが、前者のタイプでした。というか、上のとおり、旦那が全て引き受けました。。。
ただ、どちらの場合は、最低限やってみてほしいシミュレーションはあります。
<目次に戻る>
面倒臭くても、ざっくりとしたシミュレーションはしましょう。
ということで、こちらのファイルを使ってざっくりと自分達の理想の家の広さと、土地に建てることのできる家の大きさのシミュレーションをしてみてください。
これだったら数値を入れていくだけですので、要望がまとまっていれば、5分程度でできちゃいますよ♪
これをやった後に、
手間をかけられる人: 間取り図を実際に自分でシミュレーションしてみましょう。
手間かけたくない人; ハウスメーカー・工務店に相談してみましょう。
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自分でシミュレーションする場合は、アプリを使って見た方が良いです。私たちは手書きでしたが。。
私たちは賃貸併用住宅を建てたかったので、収益とローンの兼ね合いも含めて自分達で吟味する必要がありました。
で、私たちはこれを手書きでやったわけなんですが。。。
お恥ずかしいものなんですが、私たちが今の家がある土地に対して、初めて考えた間取りはこれです。
で、これに対して不動産会社を経由してハウスメーカーから返ってきたプランは、これ。
地域のルール上、20㎡未満の部屋は作れないとの回答。
そして、実際にこのプランを見た後に、私の方でもつたない絵を書き、こんな感じにしてくれ、と頼みました。
1階部分の案です(2、3階も書いていたはずなのですが、写真撮っていなかったみたいです)。
損益のシミュレーションをして、30㎡くらい貸し出せれば資金繰りは全く問題ないだろう。そして、10㎡程度1階で自分達で使えれば、理想をもっと取り入れることができる、という判断でした。
こんな感じでプランについては進めていったわけですが…
後々出あう3Dマイホームデザイナー13というアプリケーションソフトであれば、この辺りサクサク作れます。
正直このプランの段階でマイホームデザイナーを知っていれば、どれだけ便利だったんだろう…と思うので、1万ちょっと出せる方には本当におすすめのソフトです。
ちなみに、シミュレーションがある程度終わったら、それを基にハウスメーカー・工務店に見積もりを依頼することになります。
この見積もり依頼の方法は、次に書かれているハウスメーカー・工務店に間取り図から頼む場合と同じ進め方になります。
<目次に戻る>
ハウスメーカー・工務店に頼む場合は、一括サイトで頼んだ方がラクチンです。
作成を頼む方法としては主に4つあります。これは次の相見積もりに関する記事でまとめています。
で、正直どの方法でも依頼の仕方は良いのですが、ラクチンなのは、一括サイトで依頼をかけること。
これは、「手間の観点」からです。。
一括サイトでの一番のメリットは、一つのフォームに自分たちの要望をかけば終わりという点。
住宅展示場で依頼をかける場合、各ハウスメーカー・工務店に同じことを繰り返し説明しなければいけません。
一括サイトに登録すると、勧誘がしつこいんじゃない?と思うかもしれませんが…
勧誘がしつこいかどうかは、ハウスメーカーの社風と、営業担当次第ですよ。
住宅展示場で相談しても、一括サイトで相談しても、結局のところしつこいところはしつこいですし、空気読んでくれるところは空気読んでくれます。
なので、一括サイトで相談しようが、直接会いに行って相談しようが、あんまり関係ないんですよ。
それだったら、手間省いちゃったほうがいいですよね♪
一括の依頼サイトとしては、タウンライフ家づくりという、家づくり専門の一括請求できるサイトがあります。
簡単に言うとこの一括請求サイトの特徴は、3つ。
- 有名どころのハウスメーカーから小さな工務店まで600社以上の登録がされています。
➡ ほとんどのハウスメーカー・工務店を網羅できます。
- 各ハウスメーカーから間取りプラン・見積もりがもらえます。
➡ 自分の理想の家を格安に建ててくれるハウスメーカーが見つかります。
- 1つのフォームで各ハウスメーカーに依頼ができます。
➡ 1件1件ハウスメーカーに依頼をする手間を省くことができます。
<目次に戻る>
+αですが、土地を既に持っている人は、敷地調査は事前にやっておいた方がベストです。
こうした間取り図を考えることとは別に、土地については既に持っている方に、やっておいた方がよいよ!と思うことがあります。
それは、敷地調査。
調査項目は色々あるんですが、私たちが注意した方が良いと思ったのは、2点。
地盤
真北
地盤については、家を建てる時に地盤改良が必要かどうか見極めるために必要です。地盤改良の追加費用、高いですからね。
そして、真北。特に狭い土地に規制をかわして家を建てようとする場合は、真北の位置は絶対確認した方が良いです。
真北がずれると、プランに大きな影響を及ぼしますので…
私たちが買った土地は、真北が最初に使っていたものよりも15度ずれて、家の計画に影響を受けました…
そして、参考までに。
住友林業では、5万円の申込金を払うと、間取りの作成・敷地調査をしてくれます。
で、もし住友林業で建てるとなると、この5万円は建築費用に充ててくれるようです。
敷地調査自分でしようとすると5万円は普通に超えてくるので、これ結構良いですよ。
ちなみにミサワホームも敷地調査しているようですが、こちらは10万。やるなら住友林業ですね。
加えて、これは裏話ですが…
そういえば、私の両親の家の建て替えを手伝った時、セキスイ・ダイワ・パナソニックホームズはどこも無料で敷地調査やってくれたなー。
結局建て替えじゃなくて、他の会社でリフォームになったんだけどね。
見込み客で土地が広かったりすると、待遇良いのかもね!木造系のハウスメーカーだとあんまりこういう話聞いたことないけど、お金浮かせたいならこの3社に聞いてみるのもありかもね!
<目次に戻る>
土地をこれから買う人は、理想の家を建てることのできる土地を探そう
これまでは土地を既に持っている人の話だったのですが、ここからは土地をこれから買う人の話を。
土地をこれから買う人の場合は、既に持っている人と違い、
自分が納得できる土地を探して、購入することができます。
なので、順番としては、次のように準備していくことが良いです。
- 自分達の理想の間取りをつくるために必要な広さをシミュレーションする
- それを基に、土地探しを開始する
<目次に戻る>
この時点では、理想の家に必要な広さをザックリとシミュレーションしてみればよいです。
この理想の間取りに必要な広さのシミュレーションは、ざっくりと計算することもできます。
私たちの方で、こちらのエクセルを準備しているので、これを使ってざっくりシミュレーションしてみましょう。
で、もし時間があり手間をかけられるのであれば、3Dマイホームデザイナー13を使って、土地探しをする前に自分達の理想の間取りを作ってみるのも良いと思います。
この時点で間取り、デザイン、仕様の3つをしっかり準備しておけば、希望の土地が見つかったときにすぐ動くことができますしね♪♪
<目次に戻る>
土地探しも、一括サイトで申し込みをする方法がラクチンです。
この記事は事前準備についての記事なので、土地探しの方法については細かく説明しません。
ただ、土地探しも一括サイトで依頼してしまった方が、ラクチンです。
特に、タウンライフ家づくりという、家づくり専門の一括請求できるサイトで土地探しも併せて対応してくれます。
ちなみに、土地探しの方法としては主な方法は3つです。
- スーモやHomesなどで土地を探して、興味を持ったら問い合わせる
- 自分が住みたいと考えている地域の不動産会社に直接連絡して、土地を探してもらう
- 一括サイトで土地探しを依頼する
ちなみに、私たちはインターネットで探してから、興味のある土地に問い合わせをしましたよ。一括で土地を探せるなんて、知りませんでしたし…
具体的なことは、こちらに記事にしているので、興味があったら読んでみてくださいね♪
<目次に戻る>
余談ですが、土地から買う人の課題は、何といってもお金だと思います。
最後に余談なのですが、実際土地代は家づくりにおいて大きな金額となります。
その結果、
自分の理想の家を建てることのできる土地・立地条件 ≠ 自分で買えることのできる土地
となる場合があります。
で、この場合どうするか、ということなんですが、次の2つです。
- 理想の間取りを諦めてどこか削る
- 立地条件を諦めて自分が手の届く金額で買うことのできる地域で家を建てる
私たちの場合は、立地条件を諦めて少し希望の場所から離れたところに家を建てました。
実際、注文住宅を建てるとなると、家を建てるのにかかるお金以外にも色々とかかってきます。
家具を買ったり、カーテンを買ったり…こだわり始めると、どんどん金額高くなっちゃうのよね…
勿論、土地を既に持っている人もお金のことを考えることは重要ですが、土地から買う人の方が傾向としても出ていくお金は多いです。
なので、お金のことについてしっかりと考えた上で、理想の家づくりをして頂ければと思います。
と、長くなってしまいましたが、以上が理想の家をつくるためにやっておきたい事前準備についてでした。
家づくり自体、決めることが本当にたくさんあります。
だからこそ、事前準備の必要性、特に要望について整理をするというのは非常に重要なポイントだと思っています。
この記事が、少しでも多くの人の家づくりに役立つことができると嬉しいです!
最後に、冒頭でもご紹介しましたが…
次の記事で、プロが無料でサポートしてくれるサービスについて紹介しています。
このサービス、初めての家づくりで、多くの失敗を防いでくれるかもです。
なお、既にハウスメーカー・工務店を決めている方は見ちゃダメですよ。
「こんなサービスあったのか」と後悔するかもしれません…