住宅ローンの返済比率は、どうやったら下げることができるのかしら…?
何か簡単に返済比率を下げる方法ってないかな?頭金とかもそんな今持っていないし…
マイホームの購入は、人生で大きなお買い物。
それであるが故に、ほとんどの人が住宅ローンを使い、家を購入をします。
その中で、気になるのが、これ。
どれくらいの住宅ローンを借りるのが良いのだろう…?
そして、こうした疑問の解消するための一つの指標が、「返済比率」。
住宅ローンにおいて「返済比率」とは、次の割合のことを言います。
- 年間返済額(元本+利息) ÷ 額面年収(税引き前年収) = 返済比率
実は、この「返済比率」を下げることができれば、余裕を持った生活をすることが可能になります。
というわけで、今回は「返済比率」を下げる5つの方法についてまとめました。
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住宅ローンの返済比率を下げる方法とは?【言うは易く行うは難し】
実際、次の記事に書いたように、家やマンションを持つと、色々と費用が追加で発生します。
なので、住宅ローンの返済比率は、可能な範囲で下げたいものです。
それに、住宅ローンの「返済比率を減らす=手元のお金が増える」となるので、他にお金を回すこともできますし…
具体的には、次の5つの方法で、返済比率を下げることは可能です。
- 収入を増やす
- 頭金を多く出す
- 立地条件や土地の広さを変える
- 家の建築費用を下げる
- 金利条件の良い住宅ローンを探し出す
どれも考えればすぐわかる簡単なことなんですが、この実行方法が難しい…
それに、「金利条件」以外は、すぐにできるようなことでもないですしね…
というわけで、次から一つ一つ簡単に見ていきます。
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返済比率を下げる方法① 収入を増やす
当たり前の話ですが、住宅ローンの返済金額が同じの場合、収入が増えれば、返済比率は下がります。
例えば、1年当たりの返済金額が200万円とした場合、年収800万と1000万では、次のように比率が変化します。
- 年収800万円の返済比率:25%
- 年収1000万円の返済比率:20%
ただ、1年間当たりの収入を100万、200万円と増やすのは、そう簡単ではありません。
特に、多くの方は、役職に就くなどしない限り、大きな給与上昇はないですし…
ちなみに、私は、新卒から10年位の間は、毎年平均して10%程度収入が上昇しました。
これができたのは、「資格取得」、「転職」、「管理職への昇進」、そして「運」です。
ですが、管理職になった現在、次のポジションは壁が高い。
更に、今の会社の給与条件は良いので、転職しても給与はあまり上がらない。
ということで、給与は頭打ち感があるので、別で収入を増やす方法を考えています。
その一つが「不動産収入」であり、これが賃貸併用住宅を建てた理由の一つです。
なお、収入を増やす方法は、次の方法が考えられます。
- とにかく何もせずに会社での昇給を待つ
- 何等かの資格を取得するか、スキルを身に付けてから転職
- 副業を始める
- 不労所得を得る努力をする(株式や不動産収入など)
ちなみに、子供が生まれる前は、妻は副業していました。
何等かのスキルがあれば、月5万くらいは、そこまで負担なく稼げますよ。
この辺りは、機会があれば、詳細な記事をまとめたいと思います。
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返済比率を下げる方法② 頭金を多く出す
頭金を多く出せば、住宅ローンの借入金額が少なく済み、返済比率を下げることが可能に。
ただ、最近は住宅ローン減税があったり、金利も低い。
なので、手元に現金があっても、できるだけ住宅ローンを借りる方が良いのではないかと思っています。
実際、私たちも、手元のお金は極力残し、住宅ローンを借りれるだけ借りました。
この辺りは考え次第ですが…
ただし、少なくとも「頭金を出した後に残る手元の現金」をどれくらい残すかは、考える必要があると思います。
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返済比率を下げる方法③ 立地条件や土地の広さを変える
住宅ローンの返済比率を減らすには、立地エリアや土地の広さを狭くし、土地代を下げることで対応可能です。
私たちが当初住みたいと考えていたエリアは、土地代が高く、手が出ませんでした。
そこで同時に出会ったのが、今住んでいるエリア。少し離れたくらいの場所でしたし、環境もよかったので、家を建てることを決めました。
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返済比率を下げる方法④ 家の建築費用を下げる
家の建築費用は、色々な要素が絡まっています。
- どこのハウスメーカー・工務店を使うのか
- 素材や設備のレベルはなにか
- 家の広さはどの程度なのか
例えばですが…
マージンの高いハウスメーカーではなく、工務店に依頼をする
間取りを工夫し、必要最低限の広さで収まるようにする
このようなことを考えていけば、コストダウンをし、返済比率を下げることは可能です。
ただ、私たちのような素人では「どうすれば安くなるのか?」を全てのことで判断するのは難しいかもしれません。
最低限、自分たちが取り入れたいもの、取り入れなくてもいいものを把握することはできるとは思いますが…。
ちなみに、このような時に、プロの中立的なサポートがあると助かります。
そして、次の記事にあるサービスは、プロのアドバイスを無料で得られ、かつ、お祝い金10万円がもらえます。
ご興味ある方は、詳細を一度ご確認していただくことをおすすめします。
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返済比率を下げる方法⑤ 金利条件の良い住宅ローンを探し出す
金利条件は、返済比率に影響を与えます。
例えば、年収800万円の方が4000万円を35年ローンで元利均等での借入をするとします。
そして、金利が年率0.5%の場合と、年率1.0%の場合で比較してましょう。
- 金利が0.5%の場合:毎年125万円の返済となる
- 金利が1.0%の場合:毎年135万円の返済となる
年間で10万円の差が出ます。
そして、返済比率で比較すると…
金利が0.5%の場合:返済比率は15.6%
金利が1.0%の場合:返済比率は16.9%
1.3%差が出ていますね。このように、金利が低ければ、返済比率は下がります。
なので、変動金利でも、固定金利でも、自分にとって条件の良い銀行から借入を行うことは重要。
ちなみに、次の記事にあるサービスを使えば、効率的に条件の良い住宅ローンを探せますよ。
というわけで、以上が返済比率を下げる方法についてのまとめでした。
金利条件以外は、すぐに考えたり、決めたりできることではないですが……
家づくりは大きなイベント。お金のことについて考える良い機会でもある思うので、じっくり考えてみてくださいね。
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